文京学院大学について

地域の声×学生の声

現代GPプロジェクト

地域の声×学生の声

「ふらっと文京」を利用されている地域の方と、学生の声を聞いてみました。

利用者

ふじみ野市在住(1児のお母さん)

初めての子育てで、育児について相談できる相手が身近にいませんでした。
半年前にこちらの先生から「ふらっと文京」を紹介され利用しています。
ここは子どもにとってはもちろん、親にとっても気軽に友だちが作れ、情報交換のできる交流の場になっています。
また、学生さんからも子どもにとって室内の適温について教えてもらったり、逆に学生さんには、子育ては楽しいことばかりでなく、夜泣きなど大変な時もあることなどを話してあげたりしています。


利用者

ふじみ野市在住(2児のお母さん)

乳児と幼児の2人の子どもがいるのですが、今は特に下の子に手がかかり、2人一緒に面倒を見るのが大変です。
私の嫁ぎ先は農家で、まわりは高齢者が多く、子どもたちの遊び相手が少ないこともあって、「ふらっと文京」を利用しています。
ここには子ども好きの優しい学生さんたちがたくさんいますし、先生方やスタッフの方たちの目が行き届いているので安心ですね。
子どもたちも行くのを楽しみにしています。


学生

保育学科4年

初めは、「私にできるんだろうか?」と不安と緊張の日々の連続でしたが、子どもたちとも少しずつコミュニケーションがとれるようになりました。
今では、開放日の週3回、継続的に通うようにしています。
特に保護者の方から求められる「安全面」には気を配るようにしています。
実際、保護者の方から赤ちゃんの抱き方やミルクの飲ませ方などを教えられたりすることが多く、いろいろな相談にのってもらうこともあります。こうした体験から、多くのことを学んだおかげで、この春から公立保育士として働くことになりました。

「地域連携センター」の運営に協力してくださっている地域の方と、学生の声を聞いてみました。

地域委員

上福岡障害者支援センター21 代表

私はふじみ野市で障害者の地域生活を支援する活動をしています。
現在、BICSには、「地域委員」という立場で参加していますが、この組織は、地域とともに、大学全体でボランティア事業の運営に取り組むというもので、今までの個人単位のボランティア活動とは違ったとても新しい試みだと思いました。
BICS設立当初は、学生委員さんたちが頼りなく思えた時もありました。しかし、一緒に地域の福祉を考えていくうちに、学生ならではの積極的に実行に移す、そのフットワークのよさ、成長の早さに今では頼もしさを感じています。とくに大学祭での「まるびぃ福祉ショップ」にはたくさんの地域の方が訪れ、学生と障害者の間でも和気あいあいのムードが生まれていました。
また、学生さんたちが私たちの活動をパネルにして地域の人たちに伝えてくれたりもしました。
大学の授業で知る知識と実際の地域、現場で感じ取るニーズは違います。これからも、学生さんたちに地域の方々の真のニーズを伝えながら、福祉現場を案内する役割を担っていきたいと思っています。


学生委員長

人間福祉学科3年

BICSには、地域で福祉活動をされている地域委員の方々と先生方と学生とで構成されている企画推進委員会があります。そこでは定期的に会議が行われ、地域委員の方々からは、社会人の視点で、学生のボランティア活動についてのアドバイスをいただいています。
また、地域住民にしか知り得ないような現場の声など学生たちのわからない現状について知ることができますし、地元に密着した情報も聞かせていただけるので勉強になります。
今後、委員長として地域委員の方々、先生方、学生委員の仲間が共に協力し合いながら、「BICSは、ただボランティアに参加できるということだけではなく、企画立案の段階から立ち会えること、新しいボランティアづくりに参加できること」を広めていきたいと考えています。