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2025年9月25日 『サードニュース』他多数掲載 本学と株式会社髙島屋が産学包括連携協定を締結し、「ヒト×AIの共生による地域産業活性化プロジェクト」を開始したことが紹介されました

2025.10.06

9/25『サードニュース』
9/26『ネットショップ担当者フォーラム』、『Yahoo!ニュース』
9/30『産学連携ニュース』
10/5『ネットショップ担当者フォーラム』 掲載

本学と株式会社髙島屋が産学包括連携協定を締結し、「ヒト×AIの共生による地域産業活性化プロジェクト」を開始したことが掲載されました。
経営学部のデザインの経営史研究ゼミ(担当:川越仁恵 学科長・教授)では、技術の継承及び図案の新作誕生が難しい「江戸小紋」に着目し、江戸小紋の古い作例の分析と特質をマーケティング調査することで、2022年4月に図案制作理論の体系化に成功しました。また、図案の考案においては、課題になっていたモチーフのランダム配置を解決する独自のアルゴリズムを開発。職人の作業を支援するAI生成プログラムを完成させ、2024年5月には新作「スイーツ尽くし小紋」を商品化しました。さらに、モチーフの点描化AIシステムの構築を進め、今後は伝承が難しい職人の技をデータサイエンスとデザイン思考で分析・方法化・実証し、伝統工芸産業の活性化を目指していきます。本学と株式会社高島屋が連携することにより、商品開発・店頭展開に加え、江戸小紋に限らない新たな活用方法も模索していくことが紹介されました。

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経営学部 マーケティングデザイン学科長 川越仁恵教授
専門分野 : 伝統産業史 工芸技術史 歴史民俗学