人間学部

高齢者・障がい者、そして児童も。
人の幸せに寄り添う福祉の実践者を養成。

学科紹介

「人の役に立ちたい!」という思いを、専門的に実現できる社会福祉の世界。

高齢者、障がい児者、子ども、生活に困っている人、医療の場面など、ソーシャルワーカーの働き方は幅広いものです。
本学では、高い実践能力をもった福祉専門職を養成するために、「実習の充実」、「地域連携センターでのボランティアの充実」を特色としています。
徹底した国家試験指導による全国平均を上回る高い合格率と福祉分野への高い就職率。
多くの卒業生が福祉分野で活躍しています。そして、福祉の学びが民間企業や幅広い分野でも活かされる時代が来ています。
活き活きと学べるフィールドがここにある。

福祉分野の就職に強いダブル資格合格を目指した教育

福祉のあらゆる領域をカバーしたカリキュラムを編成しました。

人間福祉学科では、社会福祉士の受験資格に加えて、精神保健福祉士受験資格、介護福祉士受験資格から1つ、計2つの資格・免許の取得が可能です。
実習教育を重視し、丁寧な個別指導を実施しています。
また、福祉分野への就職率が8割と高いことも、文京学院大学人間学部人間福祉学科の特長です。
福祉現場で多くの卒業生が活躍しています。

2年生後期にコースを選べるコース選択制

人間福祉学科では、入学時にコースは決めるものの、2年生後期に、改めて、コース選択をすることができます。
ソーシャルワークコースと福祉マネジメントコースのどちらかを選択できる、入学後の学びの成長と変化に対応したカリキュラムとなっています。

授業・ゼミ・課外活動で、現場で生きる実践力を育成。

福祉現場が求めるのは、実践者です。
相談業務を主とするソーシャルワーカーは、支援を求める人の思いや現場の実情を理解するためには、社会実践体験が欠かせません。
人間福祉学科では、資格取得に必要な実習のほかに、独自のプログラムを用意して、学生の体験活動を支援しています。
学内に設置した「地域連携センター(BICS)」は、地域に根ざした福祉を実践する学生の活動拠点です。
これまでに高齢者との交流や障害児支援、外国籍の子どもたちへの学習支援など、さまざまなプロジェクトが企画され、運営されています。
興味あるテーマにそった学びを深めるゼミでも、現場実習を取り入れるケースが少なくありません。
また、海外に渡って学ぶ「海外短期フィールドワーク」には、語学研修のほかにボランティア活動や施設見学、大学での福祉関連授業の受講がプログラムされています。
国家試験の受験が必要な社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士を目指す学生にはゼミナールでの指導、また「受験対策講座」を開講。
問題集などの資料やパソコン通信環境を整えた学習室も用意しました。

教育のポイント

  • 社会福祉士受験資格+αの福祉専門職資格・免許が取得できる。
  • 国家試験合格を目指した受験対策講座を開講。
  • 地域に根ざした福祉プロジェクトで共生社会の実践力を磨く。

教育の特色

少人数のゼミナール活動

3年に進級すると、専門領域の学びを深めるゼミナールがスタートします。
国内外の福祉政策、福祉教育、福祉実践など、多彩なテーマをラインナップしたゼミは、いずれも少人数制がモットーです。

①興味に応じて学べるコース制福祉への理解を深める

福祉が包括するものは実に多様であり、多角的にアプローチしていくべきものです。
ビジネスには、一人ひとりに優しいものづくりやサービスが求められ、福祉の現場では、質の高い支援や相談援助が期待されています。
それを叶えるために、人間福祉学科では2つのコースを設置しています。
関心のある分野の知識を伸ばしながら、広い視野で福祉を捉えられる人を育成します。

福祉マネジメントコース

1・2年次は、埼玉県のふじみ野キャンパスで福祉の基礎知識とスキルを学習。
3年次からは、東京都心の本郷キャンパスで、ビジネスの知識やスキルを学びます。
本郷キャンパスを拠点とし、福祉ビジネス企業へのインターンシップも予定しています。
福祉を学んだ人がさまざまな業種で活躍することは、人がより支え合える福祉社会の実現につながります。

福祉マネジメント科目

Ⅰ類:経済学、経営学、マーケティング など
Ⅱ類:福祉ビジネス概論、経営心理学、チームマネジメント など
Ⅲ類:障がい者スポーツ概論、レジャー論、スポーツビジネス論 など

目指せる資格

介護福祉士受験資格(国家資格)、障害者スポーツ初級指導員

目指せる将来像

一般企業、福祉用具提供、商品企画・開発サービス、企業CSR担当 など

ソーシャルワークコース

熱意のある人集まれ!より専門性の高いソーシャルワーカーを育成します!

取得可能な国家資格
社会福祉士受験資格、介護福祉士受験資格、精神保健福祉士受験資格
社会で即戦力となるための、少人数制による4つの履修プラン
「スペシフィックソーシャルワーカー」を用意しました。
患者さんを支えたい!

病気や障がいのため、生活に困難が生じた患者さんに寄り添い、問題解決に取り組む専門職がメディカルソーシャルワーカーです。
職場は病院でチーム医療の要として機能しています。

地域で孤立する人を支えたい!

コミュニティソーシャルワーカーは、制度の狭間で社会的に孤立している人を地域で支えていくために、地域で暮らしている人やボランティアなど、様々な社会資源を結びつけ一緒に支えていく地域福祉の専門職です。
社会福祉協議会などで働いています。

子どもと家族を守りたい!

ファミリーソーシャルワーカー(家庭支援専門相談員)は、虐待等の家庭環境上の理由で乳児院や児童養護施設等に入所している児童の保護者に対して、児童が早期に家庭復帰できるよう児童相談所と密接に連携を取りながら支援を行うソーシャルワーカーです。

お年寄りのくらしを支えたい!

保健・医療・福祉サービスはかつてそれぞれバラバラに提供されていました。
しかし、「地域包括ケア」の目指すところは、ケアを必要とする人が必要に応じて諸サービスを途切れなく包括的に利用できるようにすることです。
そして、地域包括ケアソーシャルワーカーとは、ケアを必要とする人を地域で支える担い手の一人として、地域包括支援センター始め、地域社会で活躍する福祉専門職です。

「スペシフィックソーシャルワーカー」の特徴
  • 1年入学時に希望者を募り、3~5人までの少人数で学びます。
  • 1年次と2年次の夏休みに集中講義(演習)を開講予定です。
  • 各専門機関で活躍している本学卒業生の講義を受講できます。
  • 3年次には、各コースも専門機関で最優先に実習ができます。
  • 国家資格は社会福祉士+他の資格も同時に取得できるように指導します。
  • 幅広い専門知識を身につけるために、本学の他学部・他学科の授業を履修します。

現場と密接した学びで実践力を身につけ、社会福祉のプロフェッショナルになろう。

②少人数クラスでしっかり教える国家試験対策で高い現役合格率

3年次後期から始まる「社会福祉士特講」では、学生同士のグループ学習で模擬試験問題を解き、教員による専門領域の特別講義などを行います。
集中できる環境をサポートする自主学習ブースも20席用意されています。
4年次には合宿をはじめ、教員による個別指導やゼミでのきめ細かい指導、外部講師を招いた対策講座など、福祉に熱い想いを持った教員と最後まで一緒に合格を目指します。

これまでの合格率

社会福祉士
  • 平成29年3月卒業生 45.5%(全国平均 25.8%)
  • 平成30年3月卒業生 53.2%(全国平均 30.2%)
  • 平成31年3月卒業生 58.5%(全国平均29.9%)
  • 令和2年3月卒業生 57.4%(全国平均29.3%)
  • 令和3年3月卒業生 54.5%(全国平均31.1%)
精神保健福祉士
  • 平成29年3月卒業生 64.7%(全国平均 62.0%)
  • 平成30年3月卒業生 50.0%(全国平均 62.9%)
  • 平成31年3月卒業生 80%(全国平均62.7%)
  • 令和2年3月卒業生 93.3%(全国平均62.1%)
  • 令和3年3月卒業生 71.4%(全国平均65.6%)
社会福祉士と精神保健福祉士のダブル資格合格率
  • 平成29年3月卒業生 52.9%
  • 平成30年3月卒業生 41.7%
  • 平成31年3月卒業生 70%
  • 令和2年3月卒業生 86.7%
  • 令和3年3月卒業生 57.1%
介護福祉士
  • 平成29年3月卒業生 100%(全国平均70.8%)
  • 平成30年3月卒業生 95.6%(全国平均73.7%)
  • 令和2年3月卒業生 100.0%(全国平均69.9%)
  • 令和3年3月卒業生 100%(全国平均72.3%)
介護福祉士と社会福祉士のダブル合格率
  • 平成30年3月卒業生 50%
  • 平成31年3月卒業生 77.7%
  • 令和2年3月卒業生 66.6%
  • 令和3年3月卒業生 83.3%

福祉専門職の中でも、①社会福祉士 ②精神保健福祉士 ③介護福祉士の資格取得を目指す場合は、所定の科目を修得した上で、国家試験を受験して合格する必要があります。

③学生主体の活動を展開する「地域連携センター BICS」

ふじみ野キャンパス内にある地域連携センターBICS(Bunkyo Informal and Community Service)では、ボランティア情報の提供を中心に、さまざまな理由からボランティアによる福祉サービスを必要としている地域の方と、社会貢献に意欲的な学生をつないでいます。
人間福祉学科の学生も多数参加し、学んだことを発揮して活動しています。

④福祉もグローバルに学ぶ時代海外短期フィールドワークを実施

カナダのトンプソンリバーズ大学の協力を得て、本学独自の福祉を学ぶための海外研修を行っています。
期間は3週間で、滞在中は英語学習のほか、現地の福祉施設の見学や実習なども体験できます。
福祉を学ぶ学生にとって、国際感覚を養える充実したプログラム内容となっています。

ゼミ紹介

知識と知識をつなぎ、学生同士で学び合う、少人数制ゼミナール形式の授業が3年次からスタート。

人間福祉学科では、3年次から専門領域の学びを深めるゼミナールがスタートします。国内外の福祉政策、福祉教育、福祉実践、福祉ビジネスなど、多彩なテーマをラインナップしたゼミにわかれて指導教員が、4年次の「卒業研究」に導きます。

地域福祉研究

指導教員 中島修

演習テーマ

子どもの貧困やひきこもりなど社会的孤立に取り組む地域福祉研究

本ゼミナールでは、子どもの貧困やひきこもり、生活困窮など社会的孤立に取り組む地域福祉について取り組んでいます。
市区町村のひきこもり支援協議会などの見学や大学図書出版「ふくしと教育」を分担して輪読、関心テーマごとに小グループに分かれてディスカッションをしています。今後は、小グループごとに現場を訪問し、ゼミ論文をまとめていく予定です。4年生は、ゼミの始まりの時間で社会福祉士国家試験問題を自分たちで作成して問題を出し合うことに取り組みつつ、ゼミ全体としては卒業論文作成のため各自発表し合い意見交換をしています。

介護福祉現場における看取りケア・生と死に関する研究

指導教員 出村早苗

演習テーマ

介護福祉現場における看取りケア・ケア従事者に必要なグリーフケア

本ゼミナールでは、生と死について関心を持ち、福祉専門職を目指す学生達が、看取りケアの重要性やケア従事者に必要なグリーフケアについて探求します。
生と死に関する研究会への参加、ゼミナールの仲間との交流を通して、死への準備教育の必要性について考え、自分自身の関心のある研究テーマを見つけていきます。

福祉ビジネス研究

指導教員 武田和久

演習テーマ

福祉ビジネスにおける経営戦略

本ゼミナールでは、最先端の「福祉ビジネス」「ソーシャル・ファーム」などおける経営分野での新しいビジネスモデルに着目し、主として経営学や戦略の理論と実践の双方向から研究していきます。
以前とは異なり、福祉サービスを提供する事業者間にも「競い合い」が生じ、顧客の獲得に向けての「サービスの質の向上」が求められています。特に介護保険や障害者の支援費サービスにおいては、民間企業、NPO法人などが続々と参入していますが、今後はさらに規制緩和が進み、競争に一層拍車がかかる方向にあることは間違いありません。この分野に経営感覚を取り入れ、新しいモデルを考え、創造していくことは福祉ビジネス分野に限らず、一般企業の経営やビジネスを考えるにあたっても大きな意味や意義のあることになります。

修学資金貸付制度

介護福祉士養成課程履修者は、公的修学資金が利用可能。

介護福祉士を目指す人間福祉学科の学生は、「修学資金貸付制度」を利用することができます。
同制度は、将来、福祉・介護の職に就こうとする者が対象。
月額5万円以内のほか、入学準備金として20万円以内、就職準備金として20万円以内の借り受けができます。
貸付期間は入学時から4年間です。
介護または相談援助の業務に5年間就いた場合は、返済が免除されます。

医療ソーシャルワーク(MSW)研究会

医療現場の第一線で活躍する卒業生から学ぶ。

MSWとは、”医療ソーシャルワーカー”のこと。
病院や保健所などの医療施設でMSWとして、患者さんの経済問題、治療計画、転院・退院後の生活などの相談にあたっている本学の卒業生が、学生と共に現場の課題研究や事例の検討、スーパービジョンなどを実施しています。
第一線で活躍する卒業生の話は、理論を深める貴重な体験となります。