大学院

ゼミ紹介

文京学院大学大学院経営学研究科 櫻澤 仁 教授

当ゼミの活動内容

「ソーシャルビジネス研究」となっていますが、いわゆるCSV領域、事業創造、新規事業展開そして起業等の領域を取り扱っており、本研究科ビジマネコースでは社会人院生が数多く集う研究室として知られ、60代の会社役員、50代の会社社長から20代の留学生に至るまで、OB院生もすでに10名を超えました。
経営戦略論・事業創造論・ビジネスモデル論等の最新理論の検討とその深い理解をベースに、自ら持ち込んだ検討案件の事業化方法を考究する方が多いことは確かです。
当方は某経済団体内で、起業・事業創造の支援活動を日常的に展開しておりますので、その経験やネットワークをベースに、院生各自の個別ニーズに合わせた指導・支援を行っていきます。

当ゼミで身につくこと

百聞は一見に如かず。一度研究室にお越しになられて、十数名の当研究室(ざわ研)のOB院生の修士論文をご覧になられることをお勧めいたします。
そうすれば、何が身につくか、一目瞭然です。
その後の人生に生かしてこそのビジネススクールのはずです。
楽をさせるつもりはありません。自分で体得し、自分で生かすこと。

ゼミの行事

学会等への参加の機会あり。経済団体のイベントに引率の機会あり。
OB会組織(櫻珠会)あり。勉強会+懇親会企画多し。
でもその前に、「リサーチデザイン検討セミナー」・「外部講師招聘イベント」・「自主監禁ホテル(自宅)合宿」・「図表化セミナー」そして「院生相互の自主開催激励イベント」等の各種研鑽イベント・メニューがたっぷり用意されている。
実は入学が確定した瞬間から事前指導が開始されることでも知られています。

受験生へ一言

ざわ研は修了してから居心地がよくなるところです。
学びは一生、運と縁と恩は永く続きます。

櫻澤研究室2年 高橋 沙季さん

当ゼミを志望した理由

私自身は短大助手という立場からのステップアップを目指し、経営戦略論、起業・事業創造などが専門の櫻澤研究室(ざわ研)を志望しましたが、社会人院生が集う環境にも魅力を感じています。
研究室に立ち寄られたOB院生仲田陽介さん(大手物流系企業管理職)は「将来のステップアップのために、自分の担当する側面から業務を考えるのみならず、複数の側面から考える視点を身に着ける必要があると感じ、また自身の業務内容との親和性の高い事業創造などが専門のざわ研に」、そして林伝秋さん(国立台湾大学博士課程在学中)は「企業のグローバル化、持続可能な企業経営について明確に分析できるようになりたい、両親が台湾で設立した会社の経営を改善したいと思ったからざわ研に」と話していました。

ゼミ活動から学んだこと

すべてが勉強になると感じていますが、仲田さんは「普段の仕事ではあまり関わらないような、自身の仕事の上流下流や周辺の領域を考えることの重要性を学ぶことができた」と感じ、林さんは「経営学の知識、思考力、コミュニケーション能力を学んだ」そうです。

ゼミの先生はどんな先生か

これはみんな一緒の想いで、「時には優しく時に厳しく、きめ細かに指導していただき、根気よく丁寧に自分のやりたいことを応援してくれる素敵な先生」です。
ざわ研院生誰もが経験する、あの「部分草稿送信→赤ペンめった切りの論文添削→PDF添付メール返送→個別対面/Zoom指導」の連続修羅場には、みんな恐れおののきつつも、こちらの都合や時間に合わせていただき感謝しています。

ゼミの魅力は何ですか

これもみんな一緒の想いで、自分のやりたいことが実際に実現できるところがざわ研の魅力。
また多くの人と関わるため、さまざまな立場の人の視点からの話を聞くことができるところも魅力です。
仲田さんは「年齢・性別・国籍等の異なる多くの人と意見を交わすことにより、新たな発見を得る環境が整っているのも魅力の一つ」、そして林さんは「就職したいのか、研究を続けたいのか等に関わらず、櫻澤教授はとても役立つアドバイスをしてくれる」と話していました。

ゼミで学んだことがどのように仕事やキャリアに役立っているか

私自身はさまざまな立場の人の話を聞くことができ、今までの価値観だけではなく柔軟な思考を持てるようになり、就職活動などに活かすことができています。
仲田さんは「仕事の進め方や今後のキャリア設計の選択肢が増えた」と話し、林さんは「櫻澤教授の厳しい指導と激励で、国立台湾大学の博士課程に進学しました。
自分の会社経営、就職活動、あるいは経営学の学術研究、ものすごく役に立つと思います」と、期待を込めて語ってくれました。

受験生へ一言

これもみんな一緒の想いです。
仕事と勉学の両立は大変なこともありますが、先生方のサポートも万全なので、自分の頑張り次第で、やりたい事が必ず実現できる環境が整っていると感じています。
是非一歩踏み出し挑戦してみてください。