経営学部

経営学部の学生チームが「アカウンティングコンペティション第10回(2025年)」決勝に出場しました

2025.12.15

文京学院大学経営学部 中島真澄教授・吉田啓佑助教のゼミナールに所属する学生チームが、2025年12月14日に日本大学商学部(東京都世田谷区)で開催された「アカウンティングコンペティション第10回(2025年)」の学術的研究分野・決勝に出場しました。

アカウンティングコンペティション(通称:アカコン)は、全国の大学ゼミナールが会計分野に関する研究成果を発表し合う学術大会で、今年度は全国31大学・40ゼミナール・89チームがエントリーしました。厳正な予選審査を経て、学術的研究分野では12チームのみが決勝に進出しています。

本学の学生チームは、予選を2位で通過し、学術的研究分野の決勝に進出しました。決勝では、MD&A(経営者による財政状態等の分析)およびKAM(監査上の主要な検討事項)という企業開示文書に着目し、テキスト分析を用いてその「可読性」を実証的に検証した研究成果を発表しました。経営者と監査人それぞれの情報開示行動を比較・分析する独創的な視点は、会計情報の透明性や理解可能性を考える上で意義深い研究として評価されました。

惜しくも受賞には至りませんでしたが、全国規模の学術コンペティションにおいて決勝の舞台で研究発表を行ったことは、学生たちが日頃のゼミ活動を通じて培ってきた分析力、論理構成力、発信力の成果を示すものです。

本学では今後も、専門分野における探究的な学びを通じて、社会に貢献できる人材の育成を進めていきます。

決勝出場チームについて

所属

文京学院大学 経営学部
中島真澄教授・吉田啓佑助教 ゼミナール
(学術的研究分野)

学生

佐藤彩羽(3年)、佐野真美彩(3年)、砂口聖菜(3年)、
井上司彩(4年)、北井生(3年)

発表テーマ

MD&AおよびKAMの可読性分析を通じた
日本企業における経営者と監査人の情報開示行動の検証