経営学部

ビジュアルシンキング

ビジュアルを用いた合意形成の手法を学びます。
ビジュアル・シンキングは、ビジュアルを用い、これからの時代に求められるマネジメントコミュニケーションを実現できる力を養うカリキュラムです。
「見える化する思考法」とでもいうべきもので、皆で発想し、合意を形成していくためのとても有効な技法です。
ビジュアル・シンキングを習得することで、情報伝達、目標共有、価値創造等の経営のプロセスを効果的に進めていくことができるようになります。
皆さんが「自立と共生」の力を持った人材に育っていくうえでも、大いに役に立つものでしょう。
授業はビジュアル・シンキングに関する、基礎的な知識、手法、体験を得ることからはじまります。
そして、経営におけるビジュアル・シンキングの意味や効用が理解できるようになるとともに、ビジュアル・シンキングを自ら行えるだけの、技法や経験を身につけていくことになります。複数の人間が協調して課題に取り組む楽しさを、体験を通じて実感していくことができるでしょう。

ゼミナール

経営学部のゼミナールは2年次からスタート。専門的な学びを深めながら問題解決能力を養います。
ゼミナールの入室率(履修率)は毎年90%以上、経営学部の教育の中核をなすゼミナールは単に卒業に必要な単位を満たすためだけではなく、大学生活を有意義かつ充実したものにするためには欠くことのできないものと言えます。
研究内容にもよりますが、レポートやレジュメの作成、報告、討論などが中心的な活動となり、このような活動を通じて、参考文献の調べ方、論文の書き方、発表の仕方、ディベートのやり方などを学んでいきます。
単に受動的に知識を覚えることではなく、「読む・書く・話す」ことの基礎訓練を通じて、問題発見力・思考力・判断力・説得力などを養うことを主眼としています。

フィールドワーク

3ヶ月に及ぶ就業体験や、時間をかけて取り組む実践活動で、修学と実社会をジョイント。
経営学部がフィールドワーク(社会実践活動)に求めるのは、一定以上の期間をかけて実社会にアプローチすることではじめて達成される教育的効果です。
身につけた知識や技能を総動員して臨む長期にわたる企業実習や、産学連携の要素を織り込んだプロジェクトに取り組む機会を学生に与え、そこで見いだした課題や目標をゼミナール等の学びに引き継ぎます。

プロジェクト型フィールドワーク・プログラム

行政機関や各種団体が行うイベントや、企業と共同して取り組む商品開発などのプロジェクトに参加して、企画や運営などの活動に携わります。

CGアニメーション製作実践
2D・3Dの動画コンテンツを作成し、作品を公開。CG関連企業などで企業実習のチャンスもあります。
デジタルコンテンツ制作と流通
企画制作業務やイベント運営を学部から受注し、講師の指導のもと実習課題とする。
コンテンツMDイベント出展
「アニメジャパン」に出展するための企画・宣伝活動やブース運営を行います。
産学連携企画参加を前提としたインフォグラフィック製作実践プログラム
ビジュアルを駆使し、難しいと解りやすく伝えるインフォグラフィックについて学び、制作する。
ビジュアルシンキングの方法論を活用した上場予定企業のIR資料等の編集協力活動の展開
IR資料記載内部の一部をインフォグラフィック等の技法を活用しつつ、そのビジュアルデザイン化に取り組む。

派遣型フィールドワーク・プログラム

約3ヶ月にわたる企業実習を通して深く社会とかかわります。実習先には国内企業ばかりでなく、中国等の海外企業もラインナップ。実習前には業務研修や語学研修のプログラムを履修します。

米国最新流通研究
実際にアメリカを訪れ、最新の流通事情を学ぶ。
  • 海外企業インターンシップ(実績)
    北京(ホテル)、広東(日系企業)、グアム(ホテル)他
  • 国内企業インターンシップ(実績)
    埼玉県庁、彩の国さいたま芸術劇場、映劇、アテナイオス、JPホールディングス、パートナーオブスターズ、リソウル、SIGNAL.MD、マキュアス、TBS i-camp、富士通ビジネスシステム、リソウル、エックスグラビティ他

大学学

入学早々の1年生を対象にした、経営学部独自の科目です。高校とは異なる大学教育に戸惑う新入生が少なくありません。
ゼミ活動、ディスカッション、レポート作成といった学び方に早くなじめるように、チューター教員が中心となって、大学制度の活用方法を含めて指導します。

NBC冠講座

NBCとの包括提携起業家教育領域における産学連携
2007年11月、文京学院大学は、ニュービジネス育成やアントレプレナー養成及びマネジメント領域での学術研究発展を目的にNBC(一般社団法人東京ニュービジネス協議会)と包括提携協定を締結しました。
NBCとは、ニュービジネス振興の為の「政策提言」、 ニュービジネスに関する様々な「研究・情報提供」、 ニュービジネスの起業家の育成・発掘の「支援事業」、 会員企業の経営強化や経営者相互の研鑽のための「委員会・研究部会」を行っている起業団体、一般社団法人です。
業種も規模も幅広い企業が参加しており、資質や経歴も多彩な経営者が集います。
NBCとの包括提携によって、(1)NBCの経営者の生の声を聞く「NBC冠講座」をカリキュラムに組み込み、(2)ニュービジネス育成、アントレプレナー養成に関するシンポジウムやセミナー、学生向けのコンペなどを共同で開催し、(3)NBC会員企業へ本学学生をインターンシップ活動として派遣するほか、各種事業を本学学生が受託しインターンシッププログラムとして取り組むことなどを積極的に展開しています。

「教育力日本一」を目指す実験的な試み

NBCと共同運営している科目は、事業創造・人間関係マネジメントコース2年生後期必修科目の「起業と事業創造」(櫻澤教授担当)と3年生後期の選択科目の「ビジネスモデルと事業戦略」(櫻澤教授担当)です。

ビジネスの最前線で活躍する現役経営者が、オムニバスで特別講義

2年生向けの「起業と事業創造」では、ビジネスの最前線で活躍するNBCの現役経営者が、オムニバスで特別講義を行います。これまでにのべ45名の経営者(内4名は本学卒業生)にご登壇いただきました。

経営者といっしょにビジネスプラン作成の実習を実施

「ビジネスモデルと事業戦略」では、NBC会員企業向けのビジネスプラン作成の実習を行います。経営者に課題を提示していただき、経営者と直接対話しながら学生自らビジネスプランを作成していきます。

本学とNBCの包括提携による共同事業推進の結果、NBC冠講座である「起業と事業創造」(現「ビジネスモデルと事業戦略」)は平成21年度に経済産業省がスタートさせた「起業家教育モデル講座」認定事業において、初回認証の10大学の仲間入りし、私立大学の学部レベルの講義科目として全国で唯一の認証を受け、ベストプラクティス事例集の巻頭にも掲載されました。

インターンシップにおいても、NBC会員企業と学生のニーズのマッチングを丁寧に行い、事業承継予定学生が「社長のカバン持ち型のインターンシップ」を行うなど内容の濃いインターンシッププログラムを展開しています。
また、冠講座受講学生より5名の学生起業家が出現したり、全国レベルのビジネスコンペプランコンペで決勝イベント出場者を輩出したりしています。
NBC冠講座では我が国の産学連携の最先端を行く起業家教育が展開されています。

参考:これまでに実施されたNBC冠講座のご紹介

AnimeJapan

フィールドワークの一環として、毎年、世界が注目するアニメイベント「AnimeJapan」に出展。コンテンツ・マーケティング専攻の学生が制作したCGアニメーション作品の展示のみならず、ブースデザインからマーチャンダイジング企画プレゼン発表まで学生自ら全てをプロデュースしています。企業の目にとまり、産学連携に発展した案件や商品化された作品も少なくありません。

コンテンツ多言語知財化センター

最先端機器の利用指導や参考資料の提案など、学生の学びをサポートする強い味方となっているのが「コンテンツ多言語知財化センター」です。
ゲーム・アニメ・実写などのプロデュースを行っていた教員が直接指導にあたるほか、企業などからのオファーに対応したり、学生が行う活動の大学の窓口になったり、課題が作品・製品化されたときの知的財産権の管理などもサポートしています。他大学にはない強力なバックアップと行動力で、社会と大学、企業と学生をしっかりとつないでいます。

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単位互換制度

他大学との相互交流を積極的にすすめています。
文京学院では、大学の枠を越えて幅広い学びの機会を提供していこうと、他大学と単位互換協定の締結を積極的に推進しています。
双方の学生にとって、それぞれ自分が関心・興味のある分野を深く学べると同時に、新しい発見や交流が互いの学ぶ姿勢を高めあう貴重な体験となります。