経営学部

川越研究室

当ゼミの活動内容

デザイン・歴史・グローバルを軸に、歴史を活かした商品開発や老舗企業のブランディングを行っています。いつもどこかのものづくり企業さんや行政と連携して、社会課題に取り組んでいきます。海外のマーケットや比較も視野に入れるため、英語の学修も推進しています。
歴史は望んでも簡単には手に入らないもの。努力して歴史をリレーしてきた企業や産業を支えたい。遺産を活かし、現代へと変革させる

当ゼミで身につくこと

・理にかなったものは美しい。社会に役立つことは貴い。繊細に計画していねいに実行して、誰もがうれしい美しい帰結を導く「デザインマインド」
・海外マーケットな現地事情など「外」への視座。同時に、海外との比較によって偏りなく日本を紹介できるグローバルな視野。
・歴史は「王の学問」。過去のできごと・データを調査して、過去を未来に生かす論理構築力。

ゼミの行事

・年に数回、企業ミュージアムの見学会。(お札と切手の博物館、㈱ナカダイ モノ:ファクトリーetc.)
・一年に一度、企業や工場を訪問するゼミ合宿(新潟県南魚沼市で雪晒し見学、福岡県福岡市で明太子工場見学etc.)

受験生へのメッセージ

経営学で学ぶデザインとは、単に見た目や一瞬のカッコよさではありません。何を伝えるべきなのか、過去をふまえてこの先どうなるのか。視野を広くして創作されたデザインは、賢く美しいのです。
それがデザインマインド。新しいだけじゃない、歴史にルーツを持った事象を、一緒にデザインしてみませんか。

ゼミ生の声

ゼミ生 4年 渥美

当ゼミを志望した理由
元々デザインに興味があり、経営史ゼミで代々続いていた「川越唐桟」の研究に惹かれ、志望いたしました。

ゼミ活動から学んだこと
論理立てて考えることの大切さと、仲間と話し合うことの大切さを学びました。
私たちのゼミナールでは6人程度のグループを作り、研究を行います。グループのメンバーに自分の考えを論理立てて説明する必要があります。また年末には学内で行われる「オープン大会」があります。自分たちの研究を伝えるためにも論理力が必要になります。自分の気持ちを伝えるためにどのように説明するべきか、考える大切さを学びました。
また仲間と話し合う大切さは、日々のゼミナール活動の中で感じます。同じ目標を持った仲間でも違った意見を持っています。いろいろな意見が重なることでより良い発想が生まれる経験がありました。そんな日々から仲間と話し合う大切さと楽しさを感じます。引っ込み思案の方も、仲間の前で話す経験を通して人前で話す力をるけることができます。

ゼミの先生はどんな人か
明るく、学生に対して親身になって相談に乗ってくださいます。もう一人の母のような存在。

ゼミの魅力は何ですか
色々な経験ができることが一番の魅力だと思います。人前で話す経験や研究を通して企業の方とお話したり、プレゼンテーション資料を作ったり、これまでの生活では経験し得なかったことができる場所だと思っています。

ゼミで学んだことがどのように就職活動等に役立っているか
オープン大会に向けたグループでの活動経験が非常に役立ちました。グループディスカッションでの立ち回りはもちろん、ゼミナール活動の中で行き詰ったときにどう対応したか等成長した経験を話すことができました。

受験生へのメッセージ
私は、自分の目的がその場所で果たせるかどうかがゼミナール選びで大切な要素だと思います。是非ゼミの先生やゼミの先輩とお話してそれを確かめてみてください。