42001年-2005年

時代の
新たなニーズに応えて

外国語学部の開設

2001(平成13)年4月、文京女子大学に新しく外国語学部英語コミュニケーション学科を設置しました。「世界と語り合う」人材を育成するため、海外の大学との交流を実施していた文京女子短期大学英語英文学科での実績を発展させて、少人数制教育や斬新なカリキュラム編成を導入しました。また、海外の大学や企業との国際交流活動も強化して、2003年に国際連携教育プログラムをスタートさせ、2005年からは海外インターンシップを実施しています。また、短期大学時代から英語教育システムを支える組織として運営していた「文京語学教育研究センター」(BLEC)と「子ども英語教育センター」(CLEC)も積極的に活用されていきました。

外国語学部開設
外国語学部開設披露の会(2001年5月)

文京学院大学への校名変更

2002(平成14)年4月、文京女子大学は文京学院大学へと校名を変更しました。社会におけるグローバル化、高度情報化が進展し、18歳人口が減少するなかで、大学運営にも抜本的な対応が迫られていました。校名変更は、21世紀という新しい時代にあって、世界中の多様な人びとと共生し、地球社会の一員として活躍できる人材や、幅広い視野をもった人材を育成するために、これまでの歴史と伝統を踏まえた改革の第一歩でした。

人間学部の拡充

人間学部では、2001(平成13)年4月に心理学専攻を設置してカリキュラムを拡充したのに続き、2003年には、「人間共生」の理念を掲げて、新たに共生社会学科を設置しました。同時に、既設の保育心理専攻を保育学科へ、福祉心理専攻を人間福祉学科へ、心理学専攻を心理学科へ昇格させて4学科体制とし、共生社会学科を人間学部の基幹学科としました。

経営学部を
本郷キャンパスに移転

2004(平成16)年4月、経営学部の1年次生と大学院生が、翌2005年4月に3・4年次生が、ふじみ野キャンパスから本郷キャンパスに移転しました。都心での大学の新・増設への規制が撤廃され、文部科学省の内規が改定されたことにより、懸案だった経営学部の本郷キャンパスへの移転が実現しました。また、2004年8月には、本郷キャンパス内で最大規模の建物となるB(Benevolence、仁愛)館が完成しています。

B(Benevolence、仁愛)館
2004年8月に竣工したB(Benevolence、仁愛)館

経営学部の
改革とカリキュラムの充実

経営学部では、これまでもプロジェクト型授業の実施や他大学との単位互換制度の導入、初年次教育としての「大学学」の開講などさまざまな改革を推し進めてきました。2005(平成17)年には本郷キャンパスに「コンテンツ多言語知財化センター」を設置して、多種多様な産学連携事業への学生の参画を推進しています。

共学化の実施

18歳人口の減少への対応は、学生募集の面でも大きな課題でした。2005(平成17)年4月、文京学院大学は、1999年に一度見送りとなった共学化を実施し、大学は男女共学となりました。共学化は、建学の精神である「自立と共生」のもと、「女性の自立」から「人間共生社会」の実現へ向けて、理念そのものを積極的に進化させていくものでした。

大学院外国語学研究科を開設

2005(平成17)年4月、本郷キャンパス初となる大学院外国語学研究科を開設しました。ビジネスや国際協力、英語教育の領域に向けて実力ある人材を輩出することを目的とし、中学校および高等学校の教職課程の認定を受けるとともに、夜間開講科目も設置して一般社会人が学びやすい環境を整えました。

地域活性化への貢献

本学の地域活性化に向けた取り組みが、文部科学省の2004(平成16)年度の「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」に採択されました。地域住民の子育て支援、高齢者や障害者の福祉・介護支援などの多様なニーズに応えるべく、本学の「心理臨床・福祉センター『ほっと』」(現)、「地域連携センターBICS」、「保育実践研究センター ふらっと文京」が連携して活動しています。また、臨床心理士の高度な専門教育訓練を行い、地域に開かれた相談機関として「臨床心理相談センター」を2000年に開設しました。

ふらっと文京
「ふらっと文京」での観察および実習体験

生涯学習センター講座の拡充

1996(平成8)年から始まった社会人向け講座も年を追うごとに拡充していきましたが、2002年には1年間2学期制の「文京生涯カレッジ」がスタートしました。また、生涯学習・地域学習の推進に貢献するため、特別講演・特別プログラムを開始しています。