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【保健医療科学研究科】東京消防庁から救急業務の充実発展に対する感謝状を受領

大学2021.10.25

     ~災害・パンデミック等の緊急時に地域を支える医療人を目指して~

    東京消防庁から救急業務の充実発展に対する感謝状を受領

DSC03395.JPGのサムネイル画像保健医療科学研究科では、「チーム医療に貢献できる医療技術の管理職・リーダー職の養成および保健医療分野の研究者の養成」を行っています。

近年における大規模災害の発生により、災害医療への必要性の高まりや交通手段の発達や温暖化の影響による感染症の伝搬への対応など、急速な社会の変化に対応すべく医療従事者の修得知識・技術は刻々と変化しています。

「救急医療と災害医療の違いの理解」や「災害医療の対応に必要な基礎知識の修得」、「保健医療領域の最新トピックスへの理解」などを研究し、災害・パンデミック等の緊急時およびその後の経過時に必要となる病気の予防・診断、あるいは身体的および精神的コンディショニング等に適切かつ柔軟に対処できる能力を持った医療人の養成は急務であると叫ばれています。

そうした状況に対応すべく、本研究科では2017年度より1年生の授業の一環として、毎年、本郷消防署で実施される「救命講習会」を受講し、述べ82名の大学院生が災害時の救急業務の修得に努めてきました。

こうした地域における救急行政に深い関心と理解を示し、その推進に積極的に参加・協力するなど、救急業務の充実発展に寄与する活動に対し、東京消防庁救急部長から評価を受け、

2021年9月10日に本郷消防署長 宮川克広様より感謝状を受領しました。

創立以来、社会や人々の成長・発展と共に歩んできた本学では、これからも地域と一体となって安心・安全な社会生活へ寄与する活動を推進してまいります。

写真:宮川克広署長(左)と森岡統括ディレクター(右)