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ソングリーディングチーム「LEOPARDS」を取材しました!(ふじみ野キャンパス学生記者)

大学2021.01.28

“コロナ渦で奮闘する、ふじみ野の応援隊長”に密着取材しました。

 

皆さんお久しぶりです。

今回はソングリーディングチーム「LEOPARDSがALL JAPAN CHEER DANCE CHAMPIONSHIP 2020に出場するということで、その姿に密着しました。

 

LEOPARDSとは?

建物, 部屋 が含まれている画像自動的に生成された説明 

2019.3.26. USA Nationals出場時)

 

LEOPARDS」とは文京学院大学ふじみ野キャンパスを拠点に活動するチアリーディング部です。

少人数でアットホームな雰囲気が漂う彼女たちですが、2019年には「ALL JAPAN CHEER DANCE CHAMPIONSHIP」の決勝大会や、上位チームには世界大会出場の権利が与えられるUSA Nationalsにも出場しています。気持ちの共有と豊かな表情をモットー掲げ、チアリーディング未経験部員が多いながらも、それを感じさせない迫力のパフォーマンスが魅力的なチームです。

 

□ALL JAPAN CHEER DANCE CHAMPIONSHIP

 

 今回LEOPARDSが出場するのは、一般社団法人日本チアダンス協会が開催するALL JAPAN CHEER DANCE CHAMPIONSHIP」、通称JCDAと呼ばれる大会です。中学生から一般の方まで参加できる大規模な大会であり、予選大会で審査を通過したチームが武蔵野の森総合スポーツプラザのステージに立つことができます。LEOPARDSは2019年の決勝大会進出し、Pom部門大学生Small編成において3位入賞を果たしています。

 

奮闘□

 

今年はもう一段上の表彰台へ……

昨年の経験を携え、新チームを作りたいLEOPARDS前に、新型コロナウイルス感染拡大という未曾有の事態立ちはだかります。普段の練習ができなくなってしまったLEOPARDSですが、リモートでの練習に踏み切ります。しかし慣れないオンライン講義や課題、難しいモチベーション維持……新型コロナウイルスもたらした日常は彼女たちには逆風でした。

ソーシャルディスタンス私達の生活基盤になった頃、11月2日に大会が開催されることまりました。コロナ渦の影響で、生の演技審査からビデオ審査へと変更になり、LEOPARDSにとっては得意の表情が伝わりにくい選考となってしまいました。

 

しかし、それでもLEOPARDS怯むことはありませんでした。

 

大学職員のサポートもあり大会の1週間前から、ようやく対面での練習を再開させることができたのです。コロナ渦の影響で外部コーチからの指導受けることはできませんでしたが、4年生の槫林さんを中心に限られた時間で何度も演技を撮影し、何度もディスカッションを重ねました。

大会を目前に槫林さんはこう語ってくれました。

 

メンバーも集まれず、場所もない、大会までの時間も少ない。そのなかで今の自分達がどれだけできるのかを試したい。次の一歩にしたい

 

できる中で、最大限を目指したい。そんな気持ちが伝わってきました。

 

□当日□

 

迎えた大会当日

 

彼女たちは黒とのユニフォームに身を包み、まるで別人の様でした。見慣れた体育館が大きなステージに感じるほどの空気感。撮影スタッフ、かけつけてくれた友人たちからも緊張が伝わってきます。ルーティーンの円陣を組み、ついに音楽のスタートで空気は変わりました。パフォーマンスをしている彼女の目には一点の曇りもなく、その表情からは既に新型コロナウイルスの影消えているようでした2分間のステージはあっという間に拍手の歓声に変わりました

 

 

□最後に□

 

2週間後の結果発表日。

LEOPARDS予選大会を通過することはできませんでした。

 

2020に黒と橙のユニフォームを見ることは最後になりました。

しかし、彼女たちのこれまでの奮闘はまさにチアリーディングでした。次はどんな一歩になるのでしょうか。

ポーズをとる女性たち低い精度で自動的に生成された説明

 

これからもふじみ野キャンパス応援隊長に目が離せません。

取材:人間学部心理学科 徳永隼士