保健医療技術学部

質の高いチーム医療を提供し、
思いやりあふれる医療専門家を目指します

保健医療技術学部

理学療法学科、作業療法学科、臨床検査学科、看護学科の4学科。
チーム医療を想定した学びの環境を活かしながら、医療の最前線へとつながる教員陣のもと、生命に寄り添う専門性を磨き、多職種と協働できる医療人の育成を行います。

保健医療技術学部で学ぶこと

POINT 1

相手の気持ちを理解する力を鍛える

人が幸せに生きるためには、何が必要か考え続けることが必要です。いま、対象者におきている病や障害などの困難さや、それに伴うつらさに対して、医療専門職は共感性を持って治療・支援を行う必要があります。本学では、対象者の訴えに対してどのように傾聴するのか、共感的な態度で望むということはどういうことなのかについて学んでいきます。
また、対象者にとって最適なチーム医療を展開するために、自分の専門領域の価値観だけでなく、他の専門職の価値観についてリスペクトすることもあわせて学んでいきます。

POINT 2

対象者のために
学び続けることの大切さを知る

現在の医療は高度な知識と技術によって成り立っています。理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・看護師・保健師として必要な、確かな知識と技術を学んでいきます。これらの知識は、治療や支援を受ける対象者に対して質の高い医療を提供する上では不可欠なものです。医療科学や技術は日々進歩しています。保健医療技術学部では、対象者へのよりよい医療サービスを提供するために、質の高い教育を提供し、学生は絶え間ない学びを継続していきます。

POINT 3

チームアプローチの重要性を学ぶ

現代の医療は、複雑かつ多様なニーズにこたえるために、必ず多職種連携によるチームアプローチが行われます。保健医療技術学部では、理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・看護師・保健師としての知識だけでなく、自分の職種以外の医療専門領域について学び、対象者にとって最適な医療チームの一員となれるよう、学びを深めていきます。

POINT 4

対象者の幸せをめざし、
主体的に問題解決をする

保健医療技術学部で学び、国家試験に合格した暁には、理学療法士・作業療法士・臨床検査技師・看護師・保健師として医療福祉等の領域で活躍していきます。しかし、国家試験合格は、一つの目標ではありますが、それは医療専門職としてのスタートラインに立ったに過ぎません。医療職の仕事の中心は問題解決です。問題解決は受け身では進めることができません。保健医療技術学部の各学科では、在学中に主体的に問題を解決すること、知識技術を身につける態度と習慣を身につけていきます。

保健医療技術学部長メッセージ

Hitomi Kamisaku神作 一実

保健医療技術学部 学部長 教授

本学部は、理学療法学科、作業療法学科、臨床検査学科、看護学科の4学科で構成されています。

現代の医療の中心には医療を受ける”人”がいます。そして質の高い医療を提供するためには、多くの医療従事者が治療や支援を行っていきます。
そして、病気の治療だけでなく、生活の再建、人々の幸せを目指していきます。

文京学院大学では、チーム医療に不可欠な、理学療法士、作業療法士、臨床検査技師、看護師、保健師を養成しています。
学生は、質の高い医療サービスが提供できるよう、主体性を持って勉学に励んでいきます。
教職員は、学生の学びをしっかりサポートしていきます。

また、文京学院大学は、毎年、高い国家試験合格率を実現しています。
本学での4年間の学びを通して、十分な知識と技術とコミュニケーション能力を身につけることができます。
是非4年後、大きく飛躍するとともに自分の成長を感じて下さい。

保健医療技術学部
アドミッション・ポリシー

    理学療法学科

    本学科では、ディプロマ・ポリシー、並びにカリキュラム・ポリシーで定めた教育を受けるために、以下に掲げる基礎的な知識・学力、並びに本学科の教育特色に則した学修意欲を備えた人材を求めています。

    1. 高等学校、並びに高等学校に準ずる機関における教育課程を幅広く習得している。
    2. 複雑で多様な社会の事象に関心を持ち、価値観の異なる他者に対して誠意ある態度でコミュニケーションを図り、ともに働く意欲がある。
    3. 理学療法士を目指し、そのための知識・技術の修得に十分な意欲がある。
    4. 高等学校までの履修科目のうち、「理数系の科目」で得た知識を活用して、論理的に考えるための基礎的能力を有している。
    5. ものごとに対し、責任感をもって誠実に行動できる。
    6. 医療職を目指す者として、他者を思いやり受け入れる心構えがある。

    作業療法学科

    本学科では、ディプロマ・ポリシー、並びにカリキュラム・ポリシーで定めた教育を受けるために、以下に掲げる基礎的な知識・学力、並びに本学科の教育特色に則した学修意欲を備えた人材を求めています。

    1. 高等学校、並びに高等学校に準ずる機関における教育課程を幅広く習得している。
    2. 複雑で多様な社会の事象に関心を持ち、価値観の異なる他者に対して誠意ある態度でコミュニケーションを図り、ともに働く意欲がある。
    3. 社会的な常識と人に対する思いやりがあり、明確な作業療法学科への志望動機をもって、熱心に学習に取りくむ意欲がある。
    4. 人の生活、疾病、障害を理解するために、自然科学・人文科学・社会科学の基本的な基礎学力と論理的思考能力を身につけている。
    5. 作業療法士になるために必要な臨床実践能力を修得することに対して、意欲と情熱を持っている。

    臨床検査学科

    本学科では、ディプロマ・ポリシー、並びにカリキュラム・ポリシーで定めた教育を受けるために、以下に掲げる基礎的な知識・学力、並びに本学科の教育特色に則した学修意欲を備えた人材を求めています。

    1. 高等学校、並びに高等学校に準ずる機関における教育課程を幅広く習得している。
    2. 複雑で多様な社会の事象に関心を持ち、価値観の異なる他者に対して誠意ある態度でコミュニケーションを図り、共に働く意欲がある。
    3. 臨床検査をとおして患者と自らの人生を豊かにする可能性を広げる意思を持っている。
    4. 生体現象を理解するうえで必要な理科系の基礎知識・学力を備えている。
    5. 充実した実習環境を生かして積極的に学ぶ意欲を持っている。
    6. 何が分からないかを知り明らかにしていく好奇心を持っている。

    看護学科

    本学科では、ディプロマ・ポリシー、並びにカリキュラム・ポリシーで定めた教育を受けるために、以下に掲げる基礎的な知識・学力、並びに本学科の教育特色に則した学修意欲を備えた人材を求めています。

    1. 高等学校、並びに高等学校に準ずる機関において教育課程を幅広く習得している。
    2. 複雑で多様な社会の事象に関心を持ち、価値観の異なる他者に対して誠意ある態度でコミュニケーションを図り、共に働く意欲がある。
    3. 人々の健康や生活に関心を持ち、一人ひとりの人間がその人らしい生活を送る権利や尊厳を大切に考える。
    4. 人の生命現象を理解するために必要な生物学や化学等の自然科学に関する基礎的知識を持つとともに、人文科学・社会科学系領域への関心を持っている。
    5. 自律した看護専門職を目指し、自ら思考し、自己研鑽しながら課題解決に取り組める。

    保健医療技術学部
    ディプロマ・ポリシー
    (学位授与の方針)

    理学療法学科

    建学の精神である「自立と共生」を理念として、医療人としての倫理観をもち、社会に貢献できる理学療法士の育成を教育目標とします。理学療法学科では、以下の能力を身につけた者に「学士(理学療法学)」の学位を授与します。

    1. 共感力をもって他者とのコミュニケーションを図ったうえで、自分の考えを表出できる。
    2. 理学療法士として必要とされる基本的な知識・技術を有している。
    3. 目標を達成するために他者と協調した行動ができる。
    4. 課題を発見し、問題解決に向けた分析ができる。
    5. 明確な目標を立て、主体的に学修することができる。

    作業療法学科

    建学の精神である「自立と共生」を理念として、倫理観をもち、多くの人と協調しながら、社会に貢献できる作業療法士を育成することを教育目標とします。作業療法学科では、以下の能力を身につけた者に「学士(作業療法学)」の学位を授与します。

    1. 他者を尊重し、共感性をもってコミュニケーションを図ることができる。
    2. 職業人としての常識的態度を身につけ、幅広い教養と作業療法士に必要な基本的知識・技能を修得し、責任感をもって行動できる。
    3. 目標達成に向けて他者と協力し合い、建設的に行動することを努力できる。
    4. 課題を見出し、その解決に向けて分析と実践を模索できる。
    5. 倫理観を養い、自らの能力を高める努力を惜しまず、新たな課題にチャレンジすることができる。

    臨床検査学科

    建学の精神である「自立と共生」を理念として、広い視野をもち、他者と協調しながら、自らが主体となって社会に貢献できる臨床検査技師を育成することを教育目標とします。以下の能力を身につけた者に「学士(臨床検査学)」の学位を授与します。

    1. 人として自立し、倫理観と共感性をもって他者に接し、行動に責任を持つことができる。
    2. 職業人としての見識と、臨床検査技師として必要な基本的知識・技術を持ち、能力を発揮できる。
    3. 患者や他の専門職と適切にコミュニケーションをとり、チームの一員として能動的に協働できる。
    4. 自らの専門分野での課題を見出し、解決に向けて行動できる。
    5. 自らの目標をたて、主体的に活動して具体的に課題を達成することができる。

    看護学科

    建学の精神である「自立と共生」を理念とし、多くの人と協働しながら社会に貢献できる看護実践力の基礎を身につけた者に「学士(看護学)」の学位を授与します。

    1. 人間の尊厳を擁護する上での課題に気づく倫理的感受性を持つことができる。
    2. 個人、家族および地域社会の人々に対して、専門的知識と技術を用いて、それぞれの健康レベルと個別性に応じた看護を実践できる。
    3. 看護専門職としての役割を理解し、関連分野の人々との連携・協働を考えることができる
    4. 人々の健康課題を見出し、本人が解決できるよう支援することができる。
    5. 他者からの評価を謙虚に受け止め、自身の課題を見出し、取り組むことができる。

    保健医療技術学部
    カリキュラム・ポリシー

    理学療法学科

    ディプロマ・ポリシーを実現するために、理学療法学科では以下のようなカリキュラムを構成しています。

    1. 初年次教育・教養教育
      大学での学びの姿勢、学修に必要な基本的スキル、保健・医療の専門職として必要な基礎的知識を修得する。
    2. 専門教育
      医学および理学療法に関する知識・技術について段階的に学修する。また、より発展的な理学療法の考え方や治療技術にも触れ、創造性を養う。
    3. キャリア教育
      学内での授業および学外での実習を段階的に行い、理学療法士に必要な基本的実践能力を修得する。また、協働して学修する科目を通して、コミュニケーション能力、能動的な学修能力、問題解決能力を高める。

    作業療法学科

    ディプロマ・ポリシーを実現するために、作業療法学科では以下のようなカリキュラムを構成しています。

    1. 初年次教育・教養教育
      大学で学ぶための基本的な姿勢、科学的思考を高め、作業療法士に必要な基礎的知識および多様な人間社会を理解する倫理感を学修する。
    2. 専門教育
      講義、演習、実習をとおして知識と技術を習得し、作業療法のプロセスを学修する。身体、精神、高齢期、発達期の各領域における作業療法の多様な支援について体系的に学修する。
    3. キャリア教育
      学内でのアクティブラーニングと、学外での見学実習、評価実習、総合臨床実習、地域作業療法実習を段階的に行い、作業療法士として働く将来像を捉え、知識、技術とともにコミュニケーション能力、問題解決能力、協働力、主体性を高める。

    臨床検査学科

    ディプロマ・ポリシーを実現するために、臨床検査学科では以下のようなカリキュラムを構成しています。

    1. 初年次教育・教養教育
      科目と連携したグループ学習をとおして主体的かつ協同して学ぶ習慣を身に付ける。常識・社会の洞察力、他者への共感・倫理観を育み、保健医療職を目指す意識・自信を培うために4年間の目標を持ち、達成できるよう学修する。
    2. 専門教育
      専門領域の系統的で連携した講義と実習をとおして、臨床検査技師に必要とされる知識と技術を一体化して学ぶ。各専門領域について4年間の目標をもち、達成できるように学修する。
    3. キャリア教育
      臨地実習をとおして臨床検査の現場感を、卒業研究をとおして臨床検査の課題を、総合科目をとおして知識・技術のつながりを意識して学修する。コミュニケーション力、協働力、論理的思考力・課題解決能力について4年間の目標を持ち、達成できるよう学修する。

    看護学科

    ディプロマ・ポリシーを実現するために、看護学科では以下のようなカリキュラムを構成しています。

    1. 初年次教育・教養教育
      豊かな人間性を身につけることを目指し、看護専門職者としての倫理観ならびに基礎的な知識を学修する。
    2. 専門教育
      人間の尊厳と権利を擁護しながら人々の健康保持・増進から回復、安らかな死を支援できる看護専門職としての能力獲得を目指して、看護学の専門的知識・技術に関して基礎から応用へと段階的に学修する。
    3. キャリア教育
      初年度から配置されている臨地での実習をとおして、エビデンスに基づいた看護実践を展開できる力と自己研鑽を継続できる姿勢を獲得する。看護の対象が抱える健康問題の解決のために論理的な思考力と様々な人々と協働できる共生力を養う。