大学院

客員教授
鈴木 幸一すずき こういち (SUZUKI koichi)
担当科目 演習テーマ

医療・介護ビジネス論Ⅰ

所属学部 大学院
研究課題
(主なテーマ)

東日本大震災の被災地における福祉視点からのまちづくり研究
医療・福祉介護経営と地域連携
医療ソーシャルワーク、災害福祉

ひとこと

医療・介護は、病院や施設の中だけで完結するものではありません。地域の中で、人と人、制度と制度、職種と職種が“つながる力”がますます求められています。

医療・介護経営の視点を持つことは、単にお金や仕組みを理解するだけではなく、「どうすれば地域の人たちが安心して暮らせるか」を本気で考えることであり、その答えは教科書ではなく、地域の現場の中にあります。

少子高齢化が進む今、サービスの質を守りながら、持続可能なしくみをどのようにつくるか。制度のはざまで困っている人がいないか。地域の資源は本当に活かされているか。そんな問いをもちながら、理想を現実に変える“ビジネスの力”について考えます。

専門分野

医療・介護経営と地域連携
医療ソーシャルワーク、災害福祉

学位

修士(社会学)

最終学歴

いわき明星大学大学院人文学研究科社会学専攻修士課程修了

主な経歴

医療法人にて在宅福祉サービスに従事、その後老人保健施設支援相談員・在宅介護支援センター相談員を経て
2000年 独立行政法人労働者健康福祉機構福島労災病院(現・労働者健康安全機構)医療ソーシャルワーカー
2014年 公益財団法人ときわ会 常磐病院 社会支援課課長(地域医療連携課長)
2014年 現職)社会福祉法人光美会 理事就任(2017年~業務執行理事)
2015年  ときわ会グループ本部 医療介護連携推進担当(併任)
2016年 厚生労働省 医政局 地域医療計画課 在宅医療推進室へ出向
2017年 福島県ふたば医療センター附属病院 ソーシャルワーカー(非常勤)
2019年 ときわ会グループ本部 福祉・介護担当 部長
2020年 ときわ会グループ本部 事務局長
(公益財団法人ときわ会 業務執行理事)
(学校法人志向学園 理事)
(地域医療連携推進法人 ふくしま浜通り・メディカル・アソシエーション 理事)

研究業績
外部資金その他
競争的資金の
受入・採択

【著書】
共著書
・「脳卒中患者への医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)のかかわり(総特集2018年度診療報酬改定のなかに在宅医療の未来を読む;事例で読み解く2018年診療報酬改定による実践と連携の変化)」『在宅新療0-100 2018年7月号』第3巻第7号
・「医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)の立場から(総特集2018年度診療報酬改定のなかに在宅医療の未来を読む;2018年診療報酬改定で何が変わる?どう変わる?各職種の視点から)」『在宅新療0-100 2018年7月号』第3巻第7号、2018年
・「成年後見制度」『精神保健福祉白書2014年版~歩み始めた地域総合支援~』中央法規、2013年
・「応急仮設住宅入居期での福祉の活動と実際」『災害派遣福祉チーム(DWAT)研修テキスト』日本社会福祉士養成校協会、2014年
・「成年後見制度」(共著)『精神保健福祉白書2013年版−障害者総合支援法の施行と障害者施策の行方−』中央法規、2012年
・「交通事故に関するQ&A」『交通事故被害者の生活支援−医療ソーシャルワーカーのための基礎知識−』晃洋書房、2012年
・「医療ソーシャルワーカーとの連携」全国社会福祉協議会、生活と福祉No.671、2012年
【主な論文】
・「終末期がん患者の在宅緩和ケアにおける医療ソーシャルワーク実践の研究」いわき明星大学大学院修士論文、2011年
【最近の主な学会発表】
・「複合災害からのレジリエンス~東日本大震災以降の実践を振り返る~」日本地域福祉学会、2024年
・「複合クライシスからのレジリエンス~地域共生社会に向けて~」日本社会福祉学会 東北部会、2023年
・「災害福祉学の構築ー支援者支援を考えるー「被災地での内部支援と外部支援を考える ~支援する側受ける側、両側面を経験して~」社会福祉系学会連合公開研究会、2015年
・『日中共同で探る高齢化社会の今後』「日本の高齢社会対策~地域包括ケアシステムの構築へ~」東京大学医科学研究所・上海復旦大学・公益財団法人ときわ会 合同シンポジウム、2015年
・『生活者の視点から捉える患者家族の苦悩とその支援~社会的揺らぎをどう受け止め、どう支えるか』「生活者の視点から捉える患者家族の苦悩とその支援~MSWの立場から~」日本サイコオンコロジー学会、2014年
・災害シンポジウム「災害から2年間を経て変わらないもの、変わったもの~1年前と同じ視点から検証する~」公益社団法人日本医療社会福祉協会全国大会 日本医療社会事業学会、2014年
・「急性期医療機関における退院支援・転帰先調査から見た一考察」日本保健医療社会福祉学会、2013年
・「PEGの適応について〜経済・社会的視点からの考察〜」福島県PEG研究会、2013年
・シンポジウム『外来化学療法におけるチーム医療〜がん患者の社会復帰支援における工夫と問題点』「外来化学療法におけるMSWの取り組みと今後の課題」日本職業・災害医学会、2012年

所属学会
国際会議等への参加

日本医療ソーシャルワーカー協会、日本保健医療社会福祉学会、福島県医療ソーシャルワーカー協会

共同研究
在外研究
国内研究
社会的活動