大学院

実践的能力、応用的能力を備えた
チーム医療のリーダーを目指す

委員長ご挨拶

委員長

Kawara Tokuhiro川良 德弘

保健医療科学研究科 委員長

「チーム医療」や「災害医療」に貢献できる人材と国際的に活躍できる研究者を養成する!!

本研究科では、保健医療分野における科学的研究を進めて国際的に活躍でき、「チ-ム医療」や「災害医療」の現場でも活躍できる人材を養成することを目的として掲げています。
医療従事者には、医療の高度化・複雑化に伴って高い専門的知識と技術が、また地域社会における高齢化の進行に伴って安全・安心への配慮が一層求められています。
これらに応えるために「チーム医療」が実践されています。
医療従事者がそれぞれの高い専門性を前提として業務を分担するとともに、目的と情報を共有して連携・補完しあい、患者の状況に的確に対応した医療を提供しています。在宅期における「チーム医療」は、本学の建学精神の1つである「共生社会」の実現につながります。
一方、2011年3月に発生した東日本大震災は、従来の初動期、急性期の対応のみならず、災害に対する準備、亜急性期、慢性期における計画的な対応が必要であることを我々に示しました。
また、2019年末に始まった新型コロナウイルス感染症とその世界的流行により、社会には大きな変化が生じました。
その中で、災害レベルの状況に対する手立てが必要となることがあります。
さらに、2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻は多数の傷病者、国外避難者を発生させました。非常事態が生じたときに対応できる柔軟な保健医療体制が求められます。
専門領域は健康推進・リハビリテーション分野と検査情報解析分野の2分野で構成されています。
どちらの分野を専攻しても共通の必修科目をとおして、幅広い知識を身につけることができます。
昼夜開講して、社会人の方も無理なく受講できるような時間割を組んであります。

保健医療科学研究科
アドミッション・ポリシー

保健医療科学研究科では、保健医療分野における高度な専門職業人ならびに研究者の養成を目的としています。
理学療法士・作業療法士・臨床検査技師などの有資格者に対して、先端医療科学の専門知識と、高度な専門的技術を教授するとともに、保健医療分野を科学的にとらえて、学術的・理論的に研究しようとするものです。
具体的には、チーム医療に貢献できる医療技術の管理職・リーダー職の養成および保健医療分野の研究者の養成を行っていきます。
従って、医療現場や福祉現場などで活躍されている、理学療法士・作業療法士・臨床検査技師の免許取得者の方が、本研究科の入学対象となります。
大学新卒者(ストレートマスター)の場合は、原則これらの国家試験に合格することを入学の条件としています。
また、関連分野として薬剤師・臨床工学技士・スポーツトレーナーなどの有資格者で、保健医療科学の研究に興味を持つ方も受け入れていきます。

保健医療科学研究科
ディプロマ・ポリシー

本研究科修了の要件は、「チーム医療に貢献できる医療技術の管理職・リーダー職の候補者」および「医療技術研究者の候補者」となる能力を習得することです。
本学の「理論と実務の両面からの教育」という方針と、教員の「きめ細かい指導」の実践のもとに、修了生が以下の知識や能力を獲得することをディプロマ・ポリシーとしています。

  1. 保健医療分野における質の高い、高度な専門知識
  2. 「理学療法士」・「作業療法士」・「臨床検査技師」・「スポーツトレーナー」等として問題を早期に発見し、解決する能力
  3. 災害、パンデミック等の緊急時およびその後の経過時に必要となる病気の予防・診断、あるいは身体的および精神的コンディショニング等に適切かつ柔軟に対処できる能力
  4. 将来、医療各専門分野における研究者として活躍するための基盤となる知識および責任をもって研究を推進する技能・態度

保健医療科学研究科
カリキュラム・ポリシー

本研究科では、保健医療分野における高度専門職、特に理学療法士・作業療法士・臨床検査技師に求められる高度な実践能力の育成を中心にして教育課程を構成しています。
また、将来研究者への進路を希望する学生に対しては、実学的な教育のみではなく、科学的根拠に基づいて行う研究の手法および必要な知識と高度な技術を教授することも念頭に入れています。
ここでのカリキュラムは、理論と実践を融合した極めて具体的な研究を行え、理学療法士・作業療法士・臨床検査技師に求められる、倫理的・専門的判断・指導力を発揮するために、病院を含む地域社会に関する幅広い視野に立つ調整能力と研究能力などを育成するための教育課程となっています。