大学院

世界中の文献やニュースに触れながら
実務レベルで英語を使える力を育成

委員長ご挨拶

Junko Kuwako桑子 順子

外国語学研究科 委員長

研究者の育成と同時に広い視野とハイレベルな英語運用能力を持つ人材を育成

文京学院大学外国語学研究科は2005年に、文京学院大学が男女共学化すると同時に開設されました。
すでに13年の歴史を持ち70名ほどの修了生を輩出しています。
研究者としてその活動の道を広げていく修了生がいると同時に、外国語学研究科の特徴である社会人のための夜間開講という特性から、在職中にキャリアアップを図り、修士号取得の成果を仕事に生かしている修了生、さらに広い視野を身につけて英語運用能力を高めることで就職先を見つけてグローバルな企業での活躍をする修了生もいます。
もちろん中学校・高等学校教諭専修免許(英語)を取得し、英語教員として教育機関の指導にあたっている修了生たちも多数います。
夜間開講の修士課程は、仕事を続けながらのキャリアアップだけでなく、リタイア後の生涯学習の場としても大いに活用できます。

2011年に外国語学研究科を修了した井上徹氏は、修了後も外国語学研究科の聴講生として研究を継続し、2017年度には外国語学研究科の鵜浦裕教授と共訳で『E・C・スコット著 聖と科学のカルチャー・ウォー: 概説 アメリカの「創造 vs 生物進化」論争』(東信堂、2017年)を上梓して、文京学院大学の小田島雄志賞に輝きました。

外国語学研究科では修士論文の作成、課題研究の作成のいずれかで修士号を取得できます。
課題研究の場合は2年間で二つまでテーマを設定することも可能です。
したがって四つのカテゴリーの存在は皆さん自身の英語コミュニケーションの幅を広げるチャンスでもあります。
研究又は実務(OJT(On-the-Job Training)対応)の経歴を持った教員によって構成されていますので学会と社会のニーズに対応できる英語コミュニケーション・スキルを学ぶことができます。
<国際協力>、<国際ビジネスコミュ二ケーション>、<英米文化理解>、<英語教育・英語学>の四つのカテゴリーのいずれかについて専門的な研究ができるのは当然ですが、興味の持てる科目を複数のカテゴリーから選択して履修することは幅広い英語コミュニケーションの運用能力の向上につながります。
英文の原書購読、英語資料の読み解きを学べるだけでなく、殆どの科目で英語コミュニケーションをより多く取り入れたアクティブラーニングや英語での授業への、皆さんからのリクエストも可能です。
2019年度からは(1)外国語研究科の特徴の二方向化と(2)共同研究、国際連携に基づく将来構想としてのカリキュラム改革、という二つを目標に掲げて外国語学研究科の更なる向上を目指します。
外国語学研究科はオーソドックスな研究者の育成を行うと同時に、広い視野とハイレベルな英語運用能力を持つ人材を育成しキャリアアップや社会活動に貢献する道を支援するという二つの方向を明確にしていきます。
このことに加えて、外国語学研究科の教員による共同研究をなるべく多く計画・実行していただき、その研究成果を外国語学研究科の教育の現場で実践してもらいます。
さらに外国語学研究科のグローバル化を目指し、積極的な国際連携を図ってきたいという目標です。
カリキュラム改革も視野に入れて外国語学研究科の将来構想をしていきます。

外国語学研究科
アドミッション・ポリシー

外国語学研究科は、高度の英語力および専攻分野に関する専門知識をあわせもち、それを基礎に新たな知を創造し、その知から新たな価値を生み出してグローバルに活躍できる人材の育成を目的として、幅広い分野の研究科目によってカリキュラムが編成されています。
具体的には、以下の人材育成を念頭に置いています。

  • ①国際関係機関や国際協力団体、さらには国際的な活動を行っている企業など、様々な場所で活躍できる実践的な英語力とコミュニケーションについての理解、国際的な教養を有する人材。
  • ②英米の政治や文化の動きについて情報を収集し、仕事に活用するのに必要な実践的英語力と国際的教養を有する人材。
  • ③英語教育の現場でICT等を活用した高度かつ効果的な英語学習モデルを構築できる英語力や英語教育力、および英語という言語についての理解、さらに国際的な教養を有する人材。

したがって、本研究科の入学者としては、実際に国際関係機関・協力団体・企業の現場で活躍しておられる方、英語教育の現場で活躍しておられる教員の方、あるいは英語圏の政治や文化について高い関心を有しておられる方を想定しています。

大学新卒者(ストレートマスター)の場合には、上記①、②あるいは③の人材を目標としている方々を想定しています。

外国語学研究科
ディプロマ・ポリシー

外国語学研究科は、高度の英語力および専攻分野に関する専門知識をあわせもち、それを基礎に新たな知を創造し、その知から新たな価値を生み出してグローバルに活躍できる人材を育成するため、次のような到達目標を掲げます。

  • ①英語で専門的な知識や情報を得て、英語で自らの考えを発信することができる。
  • ②修士論文の作成又は課題研究の遂行のための先行研究及び参考文献・資料の収集、データベースの作成、各資料の検証および論述、さらに研究成果のプレゼンテーションができる。
  • ③<国際協力>、<国際ビジネスコミュニケーション>、<英米文化理解>、<英語教育・英語学>の四つのカテゴリーのいずれかについて専門的な研究ができる。

外国語学研究科
カリキュラム・ポリシー

外国語学研究科は、先行研究や文献、参考資料の解読などのリサーチの目的にかなう高度の英語力および専攻分野に関する専門知識をあわせもち、それを基礎に新たな知を創造し、その知から新たな価値を生み出してグローバルに活躍できる人材を育成するため、国際通用性のあるカリキュラムを編成しています。

  • ①英語によるコミュニケーション能力ならびにアカデミック・ライティング能力を研磨するため、英語のネイティブ教員が担当する科目の履修を推奨しています。
  • ②<国際協力>、<国際ビジネスコミュニケーション>、<英米文化理解>、<英語教育・英語学>の四つの領域から専門科目を選択できるように設置しています。また異なる専門領域から科目を選択し、それらを横断的かつ体系的に学ぶことができます。
  • ③修士論文の作成あるいは課題研究の遂行のための指導を行う「特別研究」を2年間必修としています。論文あるいは課題研究の審査を複数教員で行うだけでなく、研究指導の段階から、特別研究を担当する教員以外の複数の教員による指導体制を行っています。
  • ④社会人によって学びやすい環境を整備すべく、講義を原則として夜間開講としています。また在学期間を1~3年と柔軟に設定し、入学者のスケジュールにあわせた、履修ペースを可能にしています。さらに各科目とも担当者と履修者の間でe-learning などのシステムを取り入れ、遠隔指導を併用することを可能にしています。