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文京学院大学の学費に関する考え方について

大学2020.09.25

令和2年9月

文京学院大学 学生および保護者様

文京学院大学の学費に関する考え方について

学校法人 文京学園 

理事長 島田 昌和

文 京 学 院 大 学  

学 長 櫻 井  隆

 平素より、文京学院大学の教育研究活動に対しまして、ご理解ならびにご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、令和2年度の前期は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、遠隔授業(オンライン・オンデマンド)を中心に行い、期の途中から一部対面授業を開始しました。後期につきましても、引き続き遠隔授業が主となりますが、全ての学部において、週一回程度、大学に登校して授業を受けられるように対面授業も併用しています。

 こうした状況の中、多くの学生、保護者の方より、授業料や施設費など学費に関するお問い合わせ、特に「大学の施設を利用していないのであれば、施設費は不要ではないか」というご意見を多数いただきました。この点につきましては、施設費は単年度の施設利用料ではなく、学内の施設環境整備や事業拡大等中長期の計画を視野に入れた総合的な費用を4年の間で徴収させていただいている、というのが本学の基本的な考え方となります。

〈施設環境整備の具体例〉

・図書館での新しい書籍や文献検索データベースの整備

・PC教室の機器リニューアル

・IT環境が未整備等の学生に対する貸出用のパソコン、Wi-Fiルーターの整備

・オンライン・オンデマンド授業の環境整備や教材作成支援

・対面授業に向けた感染防止対策の整備(消毒液や検温器の整備)

 後期からは、感染拡大防止対策を行いながら、週一回程度の対面授業を開始しており、感染拡大防止の観点から一部制限はありますが、大学の施設も利用可能となっています。感染状況が終息した際には、学内の様々な施設設備を利用して多様な学修を行うことも可能となります。

 まもなく後期学費納付についてのお知らせを送付させていただきますが、上記を踏まえ、ご理解いただければと存じます。

 また、新型コロナウイルスの影響で家計急変になられたご家庭においては、各種奨学金制度のご案内をさせていただきます。ご不明な点がございましたら、各キャンパスの事務局までお問い合わせください。

 最後に、教職員一同、皆様に寄り添いながら、精一杯学修支援に努めてまいりますので、より一層のご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。