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学園紙Pickup 平成24年8月31日号 記事詳細・特集

大学2012.10.04

特集

本郷・ふじみ野オープンキャンパス・説明会大盛況

「生徒・学生・教職員力が全開の夏」

 

 

夏は各大学のオープンキャンパスが花盛り。本学も趣向を凝らしたイベントを実施し、本郷キャンパスには約1100人(生徒のみ)、ふじみ野キャンパスには約1600人(同)が来場。あちこちで教職員・学生と歓談する姿が見られました。また、駒込キャンパス(中学・高校)では「学校説明会」「部活動体験」などを実施。来場者は本校が誇る「国際塾」「科学塾」にも参加し、文京学院生気分を味わいました。

大学では教職員と共に、オープンキャンパス実行委員会の面々が、中高では担当の生徒たちが、真心を込めて来場者に対応。文京学院生の笑顔とパワーが、来場者を惹きつけました。

本郷は8月4日、ふじみ野は5日の様子をレポートしました。

 

 

 8月4日・5日・18日「本郷キャンパス」

 

 「ガイダンス」

o0831_01.jpg 「外国語学部・経営学部ガイダンス」では、学部・専攻の学びに関する解説に加え、外国語学部では、小泉博明教授による本学の豊富な「留学プログラム」などに関心が寄せられました。経営学部では、新田ゼミの学生がTAF(東京国際アニメフェア)で企業のCM作りに関わった体験などを発表。新田都志子教授も学生の幅広い活動をPRし、来場者に「実学の文京学院」を印象付けました(写真①)。

 

 

 

 

「AOセミナー」

 「外国語学部・経営学部AOセミナー」では、AO入試に関する情報を提供。「文京学院に入りたい!」と希望する沢山の生徒が参加しました。

 

 

「特別企画」

 まずは川邉信雄学長が、保護者に向けて「本学の教育」について説明(写真②)。

特に、Bunkyo GCI(Global Career Institute =学生がこれからの世界を生きるための全学部横断のグローバル人材教育)について、深い共感が寄せられました。

2つ目は「小論文解説」。入試に必要な小論文の書き方が伝授されました。3つ目は「新・文明の旅」プログラム「派遣学生による体験報告」。文京学院創立100周年に向けての記念事業として、本学の学生をトルコ共和国、ブルガリア共和国、ルーマニアに派遣。現地の学生と文化交流を図り、日本を発信した学生たちによるナマの報告に、来場者は興味を持って耳を傾けました(写真③)。

最後は「入試説明会」。本学に興味を持つ生徒・保護者が、熱心にメモを取りました。

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「体験授業」

 「Learning English Through Communication」では、ヴァン・ベンタイゼン准教授が、ゲームを採り入れた授業を展開し、参加者一同で楽しみました(写真④)。

「Rakugo in English」では、英語落語を世界に広める大島希巳江准教授が、その魅力について話しました(写真⑤)。

「起業と事業創造の世界」では、櫻澤仁教授が、ゼミ生の前田健太さん(経営学部3年)と最先端の大学教育について論じ合いました(写真⑥)

「マーケティングのチカラ」では、池田芳彦教授がシャンプーなどを例に採り、商品のディスプレイの知られざる秘密などを伝授。参加者一同、興味を持って講義に聴き入りました(写真⑦)。

 

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「巡 る」

「キャンパスツアー」では、オープンキャンパス実行委員の学生たちが、学内を案内(写真⑧)。誰でも気軽に利用できるB’sカフェや、16万7千冊の蔵書を誇る図書館(写真⑨)など、にこやかに説明しました。女子生徒2人と一緒に参加した男子生徒の母親は、文京学院OGであることが判明。「母に『良い大学だから行ってごらん』と言われて来てみました。皆さん、とてもフレンドリーで、母の言っている意味がよく解りました」と笑顔。

「実習体験ツアー」では、本郷通りを隔てた「臨床検査学科」で、血液検査や細菌検査などを体験(写真⑩)。

 

t0831_02.jpg「見 る」

o0831_11.jpg「TAF作品展示」では、長期フィールドワークの一環として取り組んだ作品、

被災地支援のために制作された商品などが、センス良く配置され、メンバーが訪れる人々に丁寧に解説をしました(写真⑪)。

映像による「クラブ・サークル紹介」や「ゴスペル部」によるクラブ発表もありました。

 

 

 

 

「食 す」

B’sダイニングでは、無料で「ランチ体験」。来場者はワンプレートランチ、とろとろ卵のオムハヤシなどに舌鼓を打ちました。

 

 

「体験する」

o0831_12.jpg科学的なメソッドで、「英語に強い文京学院生」に成長する「三ラウンド・システム体験」や、ネイティブと気軽に英会話を楽しめる「チャット・ラウンジ体験」(写真⑫)に、来場者は積極的にチャレンジ!

 

 

 

 

 

「聞く・話す」

B’sダイニングと、臨床検査学科校舎ラウンジでは、各学部の教授による「個別相談」「Bunkyo GCI コーナー」「先輩と話そう!」「留学相談」(写真⑬)「奨学金相談」「学生寮相談」「図書館紹介」「新・文明の旅」プログラム(写真⑭)。その他、教科書や過去問題の閲覧コーナーも設けられました。経済情報誌で「手厚い就職支援全国第3位」にランキングされたキャリアセンターでは、「就職について知ろう!」をテーマに、同センターの取り組みについて解説しました。

どの持ち場の実行委員メンバーも、それぞれ一生懸命に任務を遂行(写真⑮ ⑯)。

戸張洋介学生実行委員長(経営学部3年)は、「リーダー未経験の自分ですが、メンバーの協力で一致団結。オープンキャンパスが盛り上がりました。『学生の対応が良かった』という感想が多くあり、フレンドリーな文京の良さを感じていただけて嬉しいです」と充実した笑顔で話しました(写真⑰)。

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 8月4日・5日・18日「ふじみ野キャンパス」

 

 

「学部について知る」

「人間学部」と「保健医療技術学部」の総合ガイダンスと新プログラム「Bunkyo GCI」の説明があり、来場者の関心が寄せられました。

 

 

「入試について知る」

「人間学部入試説明会」では、AO入試と推薦入試、「保健医療技術学部説明会」では、推薦入試に加えて、小論文・適性検査の解説がありました。

 

 

「特別企画」

of0831_02.jpgof0831_01.jpgアトリウムの舞台では、「児童発達学科体験学習」の発表、「新・文明の旅」プログラムの体験報告が行われ(写真①)、アトリウム内のブースでも、同プログラムの発表を行いました。

西館ロビーの「海外短期フィールドワーク体験報告コーナー」では、カナダ・オーストラリアでの保育体験などが発表されました。中には、ファンになったフットボールチームの選手に、ホストファミリーが会わせてくれたなどのエピソードもあり、話が弾みました(写真②)。

 

 

 

「学科紹介・BUNKYO講義LIVE・AO入試解説」

「コミュニケーション社会学科」では、日下部尚徳助教が「ケータイの一生」、登丸あすか助教、寺島拓幸助教が同学科の学生を交えて「コミュニケーションを社会学するって何?」をタイトルに講義を行いました(写真③)。AO入試解説も登丸助教が担当しました。

「児童発達学科」では、木村浩則教授が「教育学入門」、金子智栄子教授が「こんにちは、赤ちゃん」の講義を担当(写真④)。柄田毅准教授が、AO入試解説を行いました。

「人間福祉学科」では、綿祐二教授が「本当は笑顔があふれる福祉の現場」、山村睦教授が学生と共に「ソーシャルワーカーになろうよ」をタイトルに講義を担当。(写真⑤)。AO入試解説は、笹岡眞弓教授が担当しました(写真⑥)。

「心理学科」では、村井潤一郎教授が「心理学ではどのように心をとらえるのか?」、文野洋准教授が「“うわさ”はなぜ広まるの?」をタイトルに講義を行いました。AO入試解説は、上村佳世子教授が行いました。

「理学療法学科」では、望月久教授が「筋肉のかたちとはたらき」、山﨑敦教授が「足の運動」をタイトルに講義を担当しました(写真⑦)。

 「作業療法学科」では、長﨑重信教授が「なぜ作業療法はたのしいか!」、西方浩一専任講師が「子どもの遊びと感覚について」をテーマに講義を行いました。

「臨床検査学科」では、川良徳弘教授が「心臓病と臨床検査技師」をテーマに講義。午後には、「顕微鏡、ストレス・マーカー実習」が行われました。 

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「巡 る」

実行委員会委員によるキャンパスツアーは、学内だけではなく、学生寮の見学も行いました。

 

 

「食 す」

来場者は、「牛丼+選べる小鉢」「ネバネバ麺」「オムハヤシ」など、ボリュームある無料ランチをジックリと味わいました。

 

 

「聞く・話す」

各教室では、次のイベントがありました。

「人間学部の先生&先輩に聞いてみよう!」では、学生たちが教員と共に来場者の対応をしました。

 「理学の先生&先輩に聞いてみよう!」では、学生が来場者に同学科の楽しさを話し、その一生懸命さに拍手が送られました(写真⑧)。

「作業の先生&先輩に聞いてみよう!」では、学生たちが体験談を話し、保護者の対応も実施(写真⑨)。

 「臨床の先生&先輩に聞いてみよう!」では、学生が来場者にピペット操作を指導(写真⑩)。

東館アトリウムや食堂では、「学生生活相談コーナー」や「就職相談コーナー」が設けられました。

 

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「体験する」

of0831_12.jpgof0831_11.jpgアトリウムには、各学科のブースが設けられました。

「コミュニケーション社会学科ブース」では、「環境問題研究ゼミ体験」として、ゾウのフンから紙のフォトフレームを制作するコーナーもありました(写真⑪)。来場者も初めての経験に戸惑いながらも、楽しくチャレンジしました。フィールドスタディズの展示発表もあり、来場者は興味深く説明を聞きました。

「児童発達学科ブース」では、リアルな赤ちゃん人形を抱く体験もあり、人気コーナー。乳幼児の様々なおもちゃも紹介し、近い将来の保育士の姿が垣間見られました(写真⑫)。

「人間福祉学科ブース」では、「高齢者疑似体験」を実施。重りやサングラスを使用して、歩きにくさ、見えにくさを体験しました。

「心理学科ブース」では、さまざまな角度からの心理実験を行い、来場者の心理を解析しました。

各教室では、保健医療技術学部各学科の体験コーナーが設けられました。

 

 

「その他」

アトリウムには「図書館紹介」「ちらっと文京」「教科書紹介」コーナーが設置され、来場者の目を引きました(写真⑬)。

E207教室には「過去問題閲覧」「受験体験記」コーナーが設けられ、熱心に見入る来場者の姿がありました。

東館食堂には、実行委員会による「合格絵馬」コーナーが出現(写真⑭)。人体標本室では、学生たちが来場者に「人体模型」の解説を担当(写真⑮)

オープンキャンパスの最後には、アトリウムで手話サークル「あしの会」による「手話」を使った歌が披露されました。

久保良介学生実行委員長(心理学科3年)は、「来場された皆さんが、各イベントを楽しんでくださって、本当に良かったです。実行委員にとっても来場者にとっても、思い出に残るオープンキャンパスになると嬉しいです」とメッセージを寄せました(写真⑯)。

 

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