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2026年 学院長・理事長 島田昌和 新春のご挨拶

大学2026.01.01

皆さま健やかに新たな年の門出をお迎えのこととお慶び申し上げます。
2026年も何卒よろしくお願い申し上げます。

昨年は、創立100周年を記念する映画『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』の全国公開を通じ、多くの皆さまと感動を共有できましたことは、私共にとって大きな糧となりました。また、創立101年目という次なる一世紀への幕開けに際し、本年4月開設のヒューマン・データサイエンス学部の設置認可、日本語教員養成機関としての登録など、これからの日本社会が必要とする新たな領域への確かな第1歩を切ることができました。

新学部では、コンピュータの力を借りて大量のデータを収集・分析する力を主に人をケアする領域に活用して、社会問題解決に資する人材を育成することを目指しています。また、日本語教員養成機関として、人口減少が加速する日本において、海外の優秀な高度人材を迎え入れる基盤となる日本語教育者育成と日本語を通して多文化共生社会に貢献できる人材の育成をしていきます。どちらの取り組みも、日本が抱える喫緊の課題に今すぐ動き出す必要のある新領域であると考えています。 これらは、それに特化した人材を輩出できればよいという問題ではありません。既存学部で養成しているビジネスやホスピタリティ、児童・福祉・心理、保健医療等の諸領域、それぞれでDX化に真剣に向き合っていかねばなりませんし、それぞれの職場において優秀な海外人材を受け入れ、融合してサービスを提供できるようにならねばなりません。その意味で、大学全体がDX化とグローバル化に進化していく必要があります。
2026年には、経営学部や外国語学部で学科や専攻の名称変更を伴った内容変更を予定しており、新たな動きに着手しています。

中学校・高等学校でも新時代の多様な学びを実現するための学校改革を検討中です。グローバルに学ぶためのさらなる施策、DX時代の新たな学びの手法、女子校でありながらその垣根を飛び越えた開かれた学びの在り方などです。国はこれまで、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)、SGH(スーパーグローバルハイスクール)、DXハイスクール(デジタルトランスフォーメーションハイスクール)を推進してきましたが、これらを統合した文理融合の方向性が示唆され始めているようです。AI(人工知能)が当たり前になる時代には、特定のスキルに特化しただけの人材は限界を迎えるのかもしれません。価値観の転換を伴う未来型の新たな学校の在り方を模索して行きたいものです。

女性の社会進出の進展に応じた、幼稚園という幼児教育の在り方もその先を見据えていかねばなりません。大学に併設された幼稚園だからこそ、保育所では得ることのできない幼児期の育ち方、地域の特性に根差し、意欲や好奇心を喚起し、社会性を育む、人としての出発点にあるべき学びを一歩一歩着実に実現してまいります。

2026年1月1日
学校法人文京学院
学院長・理事長