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ふじみ野キャンパスで保育実践研究センターの10周年記念式典「ふらっと文京10年のあゆみ」が開催されました。(学生記者)

大学2013.12.24

11月30日(土),文京学院大学ふじみ野キャンパスで,保育実践研究センターの設立10周年を記念して「ふらっと文京10年のあゆみ」と題し10周年記念式典が開催されました(保育実践研究センター主催)。

 

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保育実践研究センターは,「学生のための先進的教育」と「地域住民の子育て支援活動」のため,0〜2歳児をまでの発達を観察し実習する場として2004年に設置されました。主な活動として,1. 学生に対する観察及び実習体験の提供,2. 地域住民に対する子育て支援活動,3. 公開講座,研修会等の企画及び開催を行っています。

その中でも保育実践研究センターの子育て支援活動は「様々な方に気軽にふらっと立ち寄ってほしい等という理由から,「ふらっと文京」と名付けられ,親しまれています。

 

会場には,教職員,学生だけでなく,卒業生の方,地域の住民の方も集まり,壇上で行われた発表形式のプログラムでは,それぞれの先生が,保育実践センターや,ふらっと文京の授業の活用,教員による子育て講座などの取り組みについての発表が行われました。プログラム最後の質疑応答の時間では,「ふらっと文京10年での変化」,卒業生から仕事に関しての質問など意見交換が行われました。

 

 

今回学生記者では保育実践研究センターのセンター長 加須屋先生,平山先生のお二人にインタビューさせていただきました。

 

<加須屋 裕子先生へのインタビュー>

Q。これまでを振り返って一番の思い出をお聞かせください。

「私にとって,『ふらっと文京』を仕事として考える面と日常として考える面があり,思い出と言われるとなかなか思い浮かびませんが…,一番の思い出と言われたら,やはり,今回の10周年記念が一番の思い出だと思います。なぜかというと10年間『ふらっと文京』に携わり,今回「ふらっと文京10年のあゆみ」を開催するにあたって『ふらっと文京』の10年間を整理し,理念や目的,活動内容を再確認することで改めて『ふらっと文京』を実感するように思えたからです。」

 

Q。今後の豊富についてお聞かせください。

「これからも『ふらっと文京』に関わる方々が自主性を持って,活動を続けていってほしい。自主性を重んじるという理念をこれからも大切に,維持し,続けていきたいと考えています。また,過去に『ふらっと文京』にいらした方々がまたふらっと訪れてくれるようなそんなふらっと文京を目指します。」

 

<平山 許江先生へのインタビュー>

Q。これまでを振り返って一番の思い出をお聞かせください。

「たくさんあると思うのですが今思い出したものの中で。『ふらっと文京』に入る時は,100円を払ってもらっているのですが,ある時100円足りなかった事がありました。その時,誰かが忘れたのだろうと思っていました。また,ある時,今度は100円多い時がありました。そしたら,ある人が,この前ちょうど細かいお金がなくて100円がなくて,今回200円入れたと言っていました。何も言わなくても,自然にルールを守るという当たり前のような事だけど難しい,少し心がほっこりするような事がたくさんあり,そのような事を今振り返ったら思い出す。

Q。今後の抱負ついてお聞かせください。

「今後も,現在当たり前に行われている事が当たり前であり続ける『ふらっと』であってほしいです。関わる人々は常に変わり続けますが,10年後も変わらずに同じように『ふらっと』はあると思います。不安もありません。また,そう信じられることが本当はすばらしい事で,そういう『ふらっと文京』で,今後もあってほしいと思います。子育ては見返りを求めないです。そのような事を学生にも味わって欲しいです。」

 

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(取材・撮影,記事作成:ふじみ野キャンパス学生記者)