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【開催レポート】逢瀬の日2026をまちラボ本郷で開催しました

2026.02.20

1月31日(土)、文京学院大学まちラボ本郷にて「逢瀬の日2026」を開催しました。今年度が初開催となる本イベント。文京学院大学と福島県郡山市逢瀬町との連携20周年という節目の年でもあり、これまでの歩みをしっかりと振り返る一日にしようと企画しました。

当日は総勢50名が参加。現役学生だけでなく、これまで逢瀬町に関わってきた卒業生が多く足を運んでくれたことが、何より嬉しい出来事でした。大学を離れてもなお、逢瀬とのつながりを大切にしてくれている。その姿こそ、この20年の財産だと感じました。

前半は、20年の歩みの紹介からスタート。震災前後の取り組み、風評被害対策としての首都圏での野菜販売、学生たちの現地訪問など、都市と農村を往復してきた歴史を振り返りました。続いて2025年度の活動報告。竹ぽっくりの下見、学生企画ツアー、エコリサイクルフェア出店まで、学生自身が登壇し、自らの学びを発表しました。

ある学生はこう語りました。
「最初は“手伝い”のつもりでした。でも、地域の人と話すうちに、自分も当事者なんだと思うようになりました。」

地域を“訪れる場所”ではなく、“一緒に考える場所”へ。この変化こそが、貢献型旅行の核心だと感じます。

後半は、2026年2月実施予定のスタディツアー説明会、そして「逢瀬いなかマルシェ」。逢瀬町から来てくださった協議会メンバーと学生が並び、販売と交流を行いました。そこには、単なるイベントを超えた「往復する関係」の姿がありました。

2026年度からスタートするヒューマンデータサイエンス学部にとっても、こうした現場での実践は重要な意味を持ちます。人の声、地域の営み、関係の積み重ね。それらをデータとして読み解き、社会に活かしていく。その原点は、目の前の対話にあります。

逢瀬の日は、20年の節目であり、次の20年の出発点です。
まちラボが都市と地方をつなぐ中継点であり続けられるよう、これからも往復を重ねていきます。