留学体験談
【オーストラリア】スインバン工科大学2024 短期語学留学中間レポート③
【留学先】 スインバン工科大学
【学 部】 外国語学部
【期 間】 2024年8月24日~12月15日
【氏 名】 Y・Mさん(留学時:3年生)
留学前に立てた目標は、間違いを恐れず積極的に英会話をすることだった。4ヶ月の留学を終えて、私は目標を達成することができたと思う。最初の2ヶ月の頃はわからなかったら翻訳をかけて理解をして勉強を進めていたが、最後はわからなかったらどんどん先生に意味を聞き、それでもわからなかったら翻訳機をかけた。またクラスの人達もとても良い人ばかりで、お互い留学生で英語を学んでいるから、お互いに分からないことがあったら英語で教え合うようないい関係ができていた。お互いに英語がネイティブ並ではないので、センテンスがおかしなときもあるし、単語が上手く伝わらないことがあったが、それはお互いに留学生同士だからできるわけで、もし相手がネイティブだと間違いを恐れて全く喋れていなかったと思う。自分の英語が正しくなくても、相手は理解してくれようとしてくれたりしたし、より良い言い回しを教えてくれたりした。実際、カンボジア人のクラスの友達が「あなたは最初に比べて成長したね」と言ってくれた。また先生も、「前より自信がついているね」と言ってくれた。このように結果が出たのはクラスの皆が優しかったからであり、私は最後まで成長することができたのだと思う。そしてとても良い経験をしたと思う。
また日本人がクラスに自分を入れて3人いたが、英語で話すときもあったり、日本語がわかるから単語のニュアンスを教え合ったりと同じ国籍でも良い関係を築けたと思う。正直に言って、その3人の中だと私の英語が1番劣っていたが、2人はなんでも教えてくれて、気軽に分からないところを聞ける関係性だった。テストは毎回思っているよりも点数を取ることができていた。Writingが特に難しい印象だった。しかしそこまで点数は低くなく、90点台を取るときもあった。Readingはとても苦手だった。特に最後のテストでは、他の分野が85点以上なのにも関わらず、Readingは合格の点60点ギリギリであった。最初のテストから苦手であったため、洋書を買って読んだり、学校でやった内容をもう一度読解したりした。最後から2番目のテストでは良い点数を取れた。しかしその後は思うように点数は上がらず、ラストは残念な結果になってしまった。その理由は、自分の興味ある内容は読解が得意だが、内容が難しく興味のない内容だと点数が低い傾向にあるためだと考えた。向こうの学校に通う期間は終わってしまったが、英語を向上させたい意欲は変わらずあるし、終わりではなく自分の苦手を改めて知ることができた始まりだと思う。このまま自分の興味のあるもの、ないもの関係なく積極的に洋書を読んで、どんな問題にも対応できるようにしたい。
学業以外でも、大きな経験をしたと思う。特にホームステイ先を途中で変えたのは大きかった。1つめの家では、ホストマザーのみで彼女は仕事が忙しかったため、ほとんど家にいなかった。平日1日も会わない日もあった。まるで一人暮らしをしているようで、時差があるため日本の友達とも上手くコンタクトが取れずとても孤独だった。ご飯もマザーが作ったものではなく、箱買いした冷凍のお弁当ようなものだった。家に調理器具がほとんど無いため、自分で料理することもできなかった。変えたいと思ったが、ホストマザーに何かされたわけではないし、むしろ食べ物を色々買ってきてくれ気にかけてくれていたため、とても悩んだ。色々な人に相談し、思い切って変えることを選んだ。2つめの家では本当に良くしてもらった。初めて作ってもらったご飯を食べたとき涙が出そうなくらい幸せだった。毎日話しかけてくれて、ご飯もとても美味しくて言葉に表せないくらい感謝している。おかげでとても充実した生活を送ることができたと思う。またカンボジア人のルームメイトがおり、日本語を勉強していたため話せる話題が多く、ご飯のときによく話した。折り返し地点の2ヶ月で新しい環境に変えたことで、またしっかり頑張ろうという新しい気持ちになることができた。自分の中ではとても大きな決断であったが、変えて本当に良かったと思う。学業面でも、それ以外でもとても成長することができた4ヶ月であった。この経験を無駄にしないよう、継続して英語を学んでいきたいと思う。