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留学体験談

【オーストラリア】サザンクロス大学2025 短期語学留学中間レポート②

【留学先】  Southern Cross University (SCU)
【学 部】  大学 外国語外国   
【期 間】  2024年817日~915日          

【氏 名】  A・Sさん(留学時:2年生)


はじめに、私が今回のオーストラリア短期留学に参加した理由は3つあります。1つ目は、英語を母国語とする環境で英語を学びたいと思ったからです。日本でも英語を学ぶことはできますが、ネイティブな発音を聞く機会が少ないことや日常生活で英語を使用する機会が少ないといったことから、強制的にでも英語力をインプット・アウトプットすることが出来る地域で英語を学びたいと思ったからです。2つ目は、時期的に今が良いと考えたからです。r留学を決断した当時、私は2年生で、3年生になると就職活動が始まってしまい留学に行くことは困難ではないか、さらに4年生になると卒業論文や就職に向けてますます忙しくなってしまうのではないかと思い、2年生のうちに行くことを決断しました。3つ目は、オーストラリアという国に興味があったからです。オーストラリアと言えばコアラなどの動物たちや自然など、私が普段見ることの出来ない経験が出来ると思ったからです。特に、ゴールドコーストは海に面している地域だということを知り、私の地元は海がない地域なので興味を持ちました。

今回のプログラム内容がホームステイということもあり、自身の英語力やコミュニケーション力に自信がなく不安がたくさんありました。そこで日本を発つ前、私は現地での目標をいくつか立てていました。勇気を出してたくさんの人に話しかける・友達を作る・留学期間だけでの関係では終わらせないようにする・学校のテストやプレゼンで良い成績を取る・おいしいものをたくさん食べるなど、日本にいたら少しは勇気のいるようなことも失敗を気にせず取り組むことを目標にしていました。いざ、現地で生活してみると、発つ前に考えていた不安などはすぐになくなりました。ホストファミリーも暖かく歓迎してくれて、街の人々も優しい人ばかりで到着して1週間もしないうちに馴染むことが出来ました。

大学での授業内容は、日本で行っている内容とは異なりました。私のクラスは、3人の先生が担当していました。月曜日・火曜日~木曜日・金曜日に先生が分かれて授業を受けました。8:30に授業が始まり2コマを受けた後、昼食を取り、午後に1コマという流れでした。ただ、金曜日は午後の授業がなく、みんなで外に出てバレーボールやサッカー・バスケットボールをしました。授業内容は、洋楽を聞いて歌詞を埋めていくリスニング形式の授業やすごろくをしながらテーマに沿った内容をグループで話し合うスピーキング形式・短編の本を読んだ後にグループのメンバーに英語で内容を伝えるような内容がありました。毎週金曜日にアセスメントテストがあり、週によっては月曜日以外毎日テストがあることもありました。プレゼンなども何回か行いましたが、先生やクラス内の雰囲気もよく、日本にいた時よりも緊張せず取り組むことが出来ました。

今回の留学では、毎日がとても充実していたと思えます。それは、現地で失敗をしてしまったときも同じで、お店などで店員さんにうまく伝えられなかったときやバスを間違えてしまったときも、新しい気付きになり良い経験が出来ました。また、現地で生活していくうえで分からないことがあったときや、困ったときに積極的に尋ねることが出来るようになったと思います。もちろん初めの頃は、友達といても分からないことがあったときに近くの人に聞くのをためらうこともありましたが、3・4週目になると1人でいたとしても迷うことなく尋ねることが出来るようになりました。私は、留学を通して現地の環境や人々・友達・ホストファミリーがとても好きになりました。日本に帰ってきてからも連絡を取り続けていて特別な関係が生まれたことをとてもうれしく思います。そして、改めて留学に行けて良かったなと思います。

 

学校からの帰り道

サザンクロス大学からの景色