留学体験談
【オーストラリア】サザンクロス大学2025 短期語学留学中間レポート①
【留学先】 Southern Cross University (SCU)
【学 部】 大学 人間心理
【期 間】 2024年8月17日~9月15日
【氏 名】 A・Nさん(留学時:4年生)
漠然とした海外への憧れがあり、大学3年生頃から英語学習を始めました。日に日に英語力の成長を感じ、実際に現地に行って英語を学びたい、英語を使いたいと考えていました。夏休みに留学に行けることを知り、学生生活で留学に行ける最後のチャンスだと思い、参加を決意しました。オーストリアを留学先に選んだ理由は、オーストリアは各国から移民を受け入れており、様々な国籍の人と交流できると思ったからです。
開始前に立てた目標は、ホストファミリーと仲良くなること、外国人の友人を作ること、家でダラダラする日を作らないことでした。
授業は週5日、90分の授業が2コマ、60分の授業が1コマありました。授業内容は基礎的な文法や単語を学びました。グループワークが多くあり、クラスメイトとの交流を深めることができました。毎週金曜日に30分程度の確認テストが行われ、各週にspeaking, writing, listening,テストがあり、最終週にプレゼンがありました。授業開始前に行われるテストを元に4クラスに分かれました。各クラス15人程度で、私のクラスは日本人のみのクラスでしたが、他クラスでは1~2人日本人以外の留学生がいました。オーストラリア人の先生によるオールイングリッシュの授業でしたが、ゆっくり、わかりやすく話してくれたので、授業についていけるか不安になる心配はありませんでした。学校内のイベントもあり、LGBTQをテーマにしたイベントや、子ヤギが来たり、小さなコンサートがありました。また、週に1日SUBWAYのサンドイッチの無料配布があったので皆で食べていました。
開始前に立てた目標は3つとも達成することができました。ホストファミリーと仲良くなることについては、初めは聞かれたことに対してYesかNoしか答えることができませんでした。しかし、言葉を発するまでに時間がかかったとしても、自分の意見を伝えることで会話が続くようになり、仲を深めることができました。また、週に1度ホストファミリーの娘と息子が家に帰ってくる機会があり、同年代の人と話すことができました。彼らの英語はオーストリアのアクセントがあり、話すスピードも速くついていくのが大変でしたが、とても良い経験になりました。外国人の友人を作ることについては、友達の紹介をきっかけにドイツ人留学生と友達になることができました。しかし、もっと自分から行動を起こしていたら、さらに友人を作ることができたと思います。家でダラダラする日を作らないことについては、休日ホストファミリーや友人と予定がない日でも、1人でビーチやショッピングに行きました。放課後も家に直帰することは無く、観光地を回ったり、食事をしたりと、短い1ヶ月間でゴールドコーストを満喫することができました。
この留学を通して、オーストリア文化、多様性理解が深まり、成長することができました。オーストリアの人達は人との関わりをとても大事にしていると感じました。レジに行くと店員さんが笑顔でHow are youと言ってくれて会話が広がります。私はこの文化が好きだったので、セルフレジを使わず有人レジを使っていました。また、オーストリアの人は早寝早起きだったのが驚きました。朝6時頃には起き、夜10時には寝ていました。店も日本のように24時間営業している店は無く、日が暮れる前に閉まっている所が多くあったので、外食する際は少し不便でした。バスは時間通り来ることは少なく、電車は突然運休することがあるなど日本では考えられない事が多々あり、価値観が変わりました。クラスの先生が日本人の英語のアクセントは特徴的だが、それは個性だと言ってくれたことが印象に残っています。これを聞いて、自信をもって英語を話そうと思いました。オーストリアには様々な国籍の人が集まっており、彼らも個性を持っています。これは日本では経験できないので、貴重な多様性の理解が得られました。実際に現地生活し英語に触れてみて、聞きとることができず何度も聞き返してしまったり、自分の言いたいことがうまく言えなかったりなど自分の力不足を痛感しました。しかし、それは今後の学習の強い刺激になりました。また、これから沢山の国に行き新しい価値観を生み、視野を広げていきたいという意欲を持つようになりました。
ゴールドコーストフェスティバル