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新・文明の旅「プレガイダンス」および日本文化教育プログラム「和楽器の魅力を探る」【本郷キャンパス:学生記者】

大学2020.12.23

外国語学部4年の笹原です!久しぶりの更新です!
今回は11月29日(日)に本郷キャンパスとYouth Houseで行われた、新・文明の旅「プレガイダンス」と日本文化教育プログラム「和楽器の魅力を探る」を取材してきました。

当日は、本郷キャンパスでの新・文明の旅のプレガイダンスから始まりました。

「新・文明の旅」とは「日本の情報を発信し、多様な情報をキャッチしながら、新たな創造が出来る人間の形成」を目的とするプログラムです。2010年から、本学の学生が三年に一度ユーラシア大陸の国々を訪れており、前回の2019年には選抜された10名の文京生がリトアニア、ラトビアを再訪しました。数か月かけて準備したプレゼンテーションの発表を行い、フィールドワークでは現地学生と交流を育みました。2021年度の第4回はタイ、カンボジア、インドネシアの各国との交流を計画しています。

(プログラムに関する詳しい情報や過去の派遣学生からの現地レポートはこちら↓)
https://www.u-bunkyo.ac.jp/special/rec.html

(学生がガイダンスを聞いている様子)

13名の学生がプレガイダンスに参加し、興味深そうにプログラムの説明を聞いていました。

プログラムの目的やテーマ、フィールドワークの様子などを聞いて、とても充実していそうなプログラムという印象を受けました。特に日本での学習を終えた後の、ユーラシア大陸の国々の学生との交流が魅力的だと感じました。ガイダンス内で流されたビデオの中の学生たちはとてもいきいきしいて、現地の学生もとても楽しんでいる様子でした。私は3月に卒業してしまうため、プログラムへの参加は叶いませんが、現在の1、2年生にはぜひチャレンジしてもらいたいです。

新・文明の旅のプレガイダンスの後は昼食休憩をはさみ、Youth Houseに移動し、新・文明の旅 日本文化教育プログラムの和楽器演奏会に参加しました。

会場であるYouth Houseは2019年12月にオープンし、国際交流の場を提供する目的で作られました。私はこの建物に入るのが初めてで、とてもワクワクしました。

(Youth Houseに学生が入っていく様子、外観だけでなく建物内も非常にきれいでした)

この日本文化教育プログラムは今回が第二回目の開催で、テーマは「和楽器の魅力を探る」でした。

藤舎呂近さん等5名の演者を迎え、学生たちは和楽器の歴史の説明やプロの方たちによる演奏を間近で楽しみました。

(楽器の説明を受けている様子)

(説明を受けたあとは和楽器体験です!小鼓のたたき方を教えていただきました。)

(指導を受けたあとは、グループで実際に演奏しました。)

(11月にアメリカから来日した新チューターRJさんも演奏会を楽しみました)

演奏会後、参加者の学生に感想を聞きました。
外国語学部1年村岡さん
・今回はどうしてこのイベントに参加したのですか?
「今まで和楽器などの日本の伝統的な文化について知る機会がなく、良い機会だと思ったので参加しました。」
・実際に参加してみてどうでしたか?
「小鼓や太鼓など、それぞれの和楽器の説明や時代背景などを交えて説明してくださったので、楽器について深く知ることができました。生の演奏はとても迫力がありました。とても良い経験になりました。」

外国語学部1年高野さん
・今回はどうしてこのイベントに参加したのですか?
「普段和楽器に触れる機会がないため、この機会に和楽器の魅力を体感したいと思ったからです。また、国際交流をする中で、自分は日本の文化についてあまり触れていないのだと気づき興味が湧いたのと同時に、その魅力を他国の方々へ伝えられれば良いなと思ったため参加をしようと思いました。」
・実際に参加してみてどうでしたか?
「今回参加をして、実際の演奏の迫力に感銘を受けました。また、和楽器について多くの解説をしていただき、和楽器というのはとても繊細で歴史のあるものなのだと改めて感じることが出来ました。実際に小鼓を体験してみて、私は音を合わせることで精一杯でした。しかし、プロの方々は少ない合図の中で全員が息の合った演奏をし、情景を音で表現していてとても素晴らしいと感じました。」

私も演奏を実際に聞いてみて、その迫力に驚かされました。和楽器から奏でられる音はとても強く、きれいで、それをとても近い距離で聴けて贅沢な思いです。
演奏後は参加者たちも実際に小鼓を打つ体験をし、和楽器の演奏の楽しさと難しさを学びました。

以上、新・文明の旅「プレガイダンス」と日本文化教育プログラム「和楽器の魅力を探る」の取材でした!