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学園紙Pickup 平成24年8月31日号 記事詳細

大学2012.10.03

ふじみ野キャンパス 「演劇サークル~life~」0831_engeki.jpg

「演劇インカレ2012」本選へ!

 

ふじみ野キャンパスを拠点に活躍する「演劇サークル~life~」(小川清介部長/心理学科3年)の作品「汝は人狼なりや?」(脚本・演出=赤坂梨奈/同3年)が、全日本大学生演劇選手権「大学生演劇インターカレッジ2012」の第一次審査(予選/脚本審査)を通過し、本選に臨みます(9月8日、渋谷区文化総合センター大和田伝承ホール)。

出場校は本学を始め、東京工芸大学演劇部、慶應義塾大学創像工房、日本大学法学部演劇研究会劇団群狼『代理戦争』、同『下剋上』多摩美術大学タマゲキーズ。果たして「演劇日本一」の栄冠は!?結果詳細は、次号に掲載します。

 

 

 

 

 


Green Spirits

病める方々の生活向上を目指して  坂井 泰 作業療法学科長・教授

 

現在、医療制度改革が進む中で、入院から在宅までの切れ目の無い医療の提供が推し進められています。0831_green.jpg

制度改定の方向性は居宅系サービスの充実であり、リハビリテーション(リハ)関連では通所リハの短時間型時間枠や訪問リハの普及促進が行われています。

作業療法士は、医療・保健・福祉領域の各現場をはじめ、教育領域の養護学校や作業所などに勤務し、日常的な身の回りの活動や他人との交流、余暇活動、趣味活動などの作業を介して、仕事や社会生活に復帰したい気持ちを支える生活支援職です。治療の対象は、身体的障害、精神的障害、発達的障害、老年期特有の障害などを持つ方々や、障害が予想される方々です。私たちは、幼児期から高齢期まで、障害を持つ方々が速やかに日常生活に復帰するために、他職種の方々と各々の役割や立場を理解して協力し合う「チーム医療」のメンバーでもあります。

少子高齢化グローバル社会を迎え、本学では「国際的感覚」と「豊かな人間性」を身につけた作業療法士を育成すること、加えて、保健・医療・福祉機関のみならず、地域社会で活躍できる人材の育成を目ざして、高度の知識と技術を駆使し、人に対する優しさと科学的思考を基に、自ら問題解決できる人材を育成するための充実したカリキュラムを用意し、専門知識と技術を教授しています。また、日本でも数少ない「手の外科」専門作業療法士である教員が在籍し、先端の専門教育も行っています。

地域貢献の一例として、本学では、春休みや夏休み期間に作業療法学科の学生と教員が一体となって、東日本被災地ボランティア活動を実践しました。多くの被災者から感謝され、参加学生は大きく成長を遂げています。今後、医療から円滑な地域生活移行への推進を考え、地域における医療機関との連携を密に行うことや、地域における作業療法の役割を明示していきたいと思っています。

本学・作業療法学科の学生の国家試験合格率は、全国平均を遥かに上回り、就職率は100%です。未来に向かって限りない可能性を秘めた皆さん、作業療法学を学び、病める方々の「生活の質の向上」を共に目指しましょう!

 

 

 

 


新企画「五街道ウォーク」

第1弾「中山道」無事に終了

 

0831_gokaidou.jpg文京学院名物「東海道五十三次ウォーク」で培ったノウハウを基に、新企画「五街道ウォーク」(黒川まどか学生実行委員長)が誕生。第1回は、8月19日から8月26日までの8日間、「中山道」に挑戦しました。

下諏訪(長野県)から高崎(群馬県)までの約111㎞を、7区に分けて歩き、自然と触れ合いながら、各区ならではの企画を楽しみ、美味しいものに舌鼓。

最終日の26日、一行は予定よりも1時間以上も早く高崎城址公園にゴールイン!

真っ黒に日焼けした疲れ知らずの参加者は、充実感溢れる笑顔で記念写真に納まりました。詳細は、次号で特集としてお知らせします。お楽しみに!

 

 

 

 


環境教育研究センター

学生がラジオ番組担当

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埼玉県西部地域、東京都多摩西部地域の180万人の方々に地域情報を届ける「FM茶笛(チャッピー)」(77・7㎐)の、毎週日曜日16時から放送されている「発するFM情報局 発笛タイム」の一コマを、環境教育研究センターの学生たちが担当しています。

その中心的役割を担うのは星野麗音さん(共生社会学科4年)。きっかけは、同センターが活動を通じて関わりを持つ、社団法人東入間青年会議所の上杉考哉さん(同番組パーソナリティ)からの出演打診でした。メディアの力の大きさを知る星野さんは、「日頃の活動の報告や告知、メンバー募集情報などを、多くの皆さんに伝えたい!」との思いで、出演を即決しました。

6月から毎月一回、文京学院大学環境教育研究センターの番組コーナー「情熱!!文京エコラジオ~F~」が新設され、現在、ふじみ野地域での活動(田んぼ作業、幼稚園・小学校への環境教育、行政との連携活動など)をはじめ、被災地支援活動、途上国支援などを通して、それらの現状や感じたことをありのままに電波に乗せ、大好評を博しています。

「9月は、後半に予定されている東北ボランティアや福島逢瀬ワークショップなどで多くの学生が被災地へ向かうため、それに関連する話をしたい」と星野さん。「文京学院の広告塔としての役割も感じています。仲間と一緒に良い番組にしていきたい」と熱く抱負を語りました。