まちラボふじみ野 主催「つながる つなぐ つむぐ 火工廠展」を取材しました!!
学生広報委員の湯谷です。
まちラボふじみ野の学生研究員が主催する「つながる つなぐ つむぐ 火工廠展」がふじみ野市内にあるステラ・ウエストで開催されました。
期間は2025年7月7日〜7月11日までの5日間行われ、最終日のトークギャラリーにも多くの人に足を運んでもらうことが出来ました。
火工廠の記憶を将来世代へとつなぐために、学生が主体となって映像とガイドブックを作成しました。
地域史を知る人々が減少していく中、大学生が語り継ぐ活動を担うことで、当時を知らない若者世代に興味を持ってもらうことを目的にして活動しています。
2024年11月にふじみ野市の後援のもと、「記憶をつなぐまちあるき」と題したイベントを実施しました。
上福岡中央公園から始まり、上福岡歴史民俗資料館、火工廠跡地などを巡り、地域に眠る火工廠の歴史について学びました。
この経験を経て、映像・ガイドブックを作成しました。
今回の展示では、映像とガイドブックの展示のほか、最終日には上福岡歴史民俗資料館の方から実物の陶製手榴弾と陶製地雷をお借りし、展示を行いました。
また、学生のギャラリートークもあり、実際にまちあるき開催したときの心境や語り継ぐ活動に関しての思いについて話す場面もありました。
来場者の方とともに「火工廠から何が伝えられているのか」「平和とは何か」という議題に対して考える機会となりました。
【学生の主催者からのメッセージ】
今回はステラ・ウエストを会場に火工廠展示を行いました。2025年は終戦から80年が経過し、戦争を知る世代は年々高齢化しています。
日本の長きにわたる戦争を支える拠点の1つだった「火工廠」の記憶を未来へつないでいくことで、1人でも多くの人が当時の悲惨さや平和とは何かについて考えるきっかけになれば幸いです。
最後になりますが、展示に関しては初の試みということで緊張していましたが、様々な関係者の皆さんにご協力頂きながら無事に開催できましたこと、この場を借りて感謝申し上げます。