海外フィールドワーク2015
海外短期フィールドワーク2015年(2014年度)リアルタイム報告05
【海外短期フィールドワーク2015年(2014年度)リアルタイム報告05】
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カナダブリティッシュコロンビア州立トンプソンリバーズ大学で
今年(2015年2月〜3月)も海外短期フィールドワークが行われています!
臨場感をもってお伝えするために画像サイズがやや大きめです。読み込みに多少時間がかかります。ご了承ください。

カムループスは半砂漠地帯で乾燥している土地です。しかし、町の周辺にはたくさんの湖が点在しています。凍っているものもあれば、そうでないものも。空は広大に広がり、ある種の孤独感さえ感じます。

太陽が沈む時間帯になると、空はどんどん橙色に染まっていきます。

2015年2月27日
キャサリンは、例によって昨日の復習から始めます。幸福とは、フードバンクでは何をしたか、それぞれ3つずつ何か話して!と学生のみなさんに英語を話してもらうようにと促します。もっと話して!

また、キャサリンは今日も熱く、First Nationについて語ります。短いカナダの歴史の中で、First Nationとの関わりについて、話が進みます。

西欧人が移住してまもなく、Firtst Nationの子供たちが、両親から引き離され、思想・言語統制された背景、そのための社会問題について、話してくれました。キャサリンがこの問題は語るときは、とてもシリアスです。

その後、First Nationの文化について、実際に見て、触って、食べて、感じていきます。ちゃんと説明も読んでね、とキャサリン。これが、今日の午後作る、ドリームキャッチャーです。悪い夢はネットの蜘蛛の巣のような部分でとらえて、朝日で消滅させる。そしていい夢は羽を伝って頭に戻る。。とてもすてきな話です。

書物によって文化を伝えなかったFirst Nationの伝承方法。それは語りです。それを象徴するものの1つである、スティック。これを持つものが話す、というルールなのだそうです。

ドリームキャッチャーのアップ。

松の木の葉で作ったバスケット。把手の部分は鹿の角だそうです。

保存食として食べられた、乾燥させた肉です。噛むほど味が、においが。。。

尊敬の念を持って、First Nationの踊りを再現するべく、頑張っていると。。

皆さんが参加!これだけだと何をやっているか分からないですね。。。

午後は全員でデイブの指導による、ドリームキャッチャー制作。

毎年ありがとうございます。デイブ。

難しいところは、デイブが代わりにやってくれます。

一人一人の個性が出てきます。

できた!あとは羽とビーズをつければできあがりですね。

デイブとアシュレイ、ありがとうございます!