病院実習
病院実習等
【学びの内容】
臨地実習(病院実習)は3年生後期必修科目に設定されており、約14週間にわたり医療現場において実習を行います。
本学では、30以上の総合病院に臨地実習受け入れにご協力いただいています。学生は臨床検査の実践技術を習得して、患者さんへの対応・接遇を学び、そして臨床検査情報の意義、精度管理の重要性を認識していきます。医療チームの一員として臨床検査技師の役割と責任を知り、医療人としての自覚を持ちます。
【事前準備教育】
- マナー講座
臨地実習前には、マナー指導を専門とした講師を招き、社会人としてのマナーを身につけるためのマナー講座を実施しています。
挨拶、身嗜み、道徳、言葉遣いなどについて指導を受けることで、学生は自らの発言や行動に意識を払うようになります。また、社会で学ぶための心構えができ、自らを向上させる機会となっています。 - 模擬患者実習
臨地実習では、患者さんからの同意の元、検査説明に立ち会わせていただくことがあります。患者さんと接する際に戸惑うことがないように、模擬患者実習を実施しています。学外の模擬患者派遣団体の協力のもと、様々な病態の患者さんに検査を受けていただくための簡潔な説明をできる、検査場面で患者さんと良好な関係を築くことができる、患者さんの気持ちを想像できる(共感できる)ことを主な目的とし、医療の現場で求められる接遇を学びます。
【臨地実習】
以下の病院で実際の臨床現場での経験を通じて、臨床検査技師の働きと多職種でのチーム医療について学びます。
現場ではたらく臨床検査技師の姿勢を間近で見ることは自分の将来像に繋がります。実習先病院によっては卒業生が活躍していることもあり、より身近な存在である先輩が現場で輝く姿は、将来どんな臨床検査技師になりたいか、どういう場所で活躍していきたいか、進路を考える上でとても重要な機会となります。
臨地実習を行っている病院の一覧と場所については、こちらをご覧ください。
【事後教育】
実習終了後、臨地実習報告会を行っています。臨地実習で学んだことを共有することで資格取得への意欲が向上します。「1年後の国家試験に合格する」という目標を再認識する機会となっています。
報告会スライドの例
【臨地実習の受け入れ先一覧】
- 埼玉県
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- 上尾中央総合病院
- 越谷市立病院
- さいたま市立病院
- 埼玉医科大学総合医療センター
- 埼玉県立がんセンター
- 東京都
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- 永寿総合病院
- 東京都立荏原病院
- 青梅市立総合病院
- がん研究会有明病院
- 国立がん研究センター中央病院
- 慶應義塾大学病院
- 順天堂大学医学部附属順天堂医院
- 東京医科大学病院
- 東京慈恵会医科大学附属病院
- 東京女子医科大学病院
- 東京逓信病院
- 東京都済生会中央病院
- 日本医科大学付属病院
- 東海大学医学部付属八王子病院
- 日本赤十字社医療センター
- 日本大学医学部附属板橋病院
- 三井記念病院
- 武蔵野赤十字病院
- 千葉県
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- 亀田総合病院
- 順天堂大学医学部附属浦安病院
- 千葉大学医学部附属病院
- 船橋市立医療センター
- 船橋中央病院
- 神奈川県
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- 川崎幸病院
- 湘南鎌倉総合病院
- 横須賀共済病院
- 静岡県
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- 国際医療福祉大学熱海病院