ヒューマン・データサイエンス学部 ヒューマン・データサイエンス学科
ヒューマン・データサイエンス学科では、データサイエンスとAIの力を活用し、複雑化する社会課題の解決に貢献できる人材の育成を目指しています。現代社会が直面する環境問題、少子高齢化、地域の活性化など、多岐にわたる課題に対し、本学科ではその背景を多角的に理解し、課題解決に向けた実践的なアプローチを学びます。学生は、データの収集・分析・活用に関する基本的な知識とスキルを身につけるとともに、プロジェクトの企画・推進力を養うことで、社会に実装可能なソリューションを導き出す力を培います。
学科の特徴
1. 文理融合型カリキュラム
データサイエンス・AI活用スキルの基礎に加え、「ヘルスケア」「地域づくり」「異文化間コミュニケーション」の3つのドメイン(領域)についての学びを通して、社会課題を発見するスキル、課題に対してデータサイエンス・AIを活用するスキルを身につけることができます。また、課題を解決するには、様々なステークホルダーを巻き込みながら、プロジェクトを推進する力=プロジェクトマネジメントスキルが必要となります。文系・理系にとらわれない視野を身につけることで、複雑化する社会課題への解決策を提案できる人材を育成します。
2. 実践的な学び
50近くの企業・自治体・団体と連携し、課題解決型学習・プロジェクト型学習を行います。1年次には、全員で企業を訪問し、最先端の課題解決技術を学びます。2年次以降も複数の科目で企業等と連携しながら、社会に実在する題材をもとに、データの収集から分析、課題解決策の提案までをチームで実践し、卒業後に社会で活きるプロジェクトマネジメントスキルを磨きます。
3. 資格取得の支援
ITパスポートや統計検定、基本情報技術者、社会調査士など、データサイエンス・AI活用スキルを活かす資格取得を支援し、キャリアの幅を広げます。また、学部独自のディプロマ・サプリメントも発行することで、大学での学びの成果を卒業後も活用することができます。
4. 手厚いサポート体制
少人数クラスによる丁寧な指導に加え、文系出身の学生でも無理なく学べる入学前教育やリメディアル教育、学習サポート制度を整えています。
学びの流れ
1年次、2年次では、課題解決型学習によりデータサイエンスの基礎知識と社会課題への理解を深め、3年次以降は、選択したドメイン(領域)の知識を深めながら、プロジェクト型学習や卒業研究に取り組み、社会での実践的な応用力を身につけます。
将来の進路
データやAIを活用し、課題を解決するスキルはあらゆる業界で必要とされています。本学部の卒業生は、IT業界をはじめ、マーケティング、行政、へルスケア、教育、コンサルティングなど、幅広い分野での活躍が期待されます。データを活用して新たな価値を生み出す人材としての成長をサポートします。