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CLEC センター長からのメッセージ – 2025
2025.09.03
文京学院大学子ども英語教育センター(CLEC)に通ってくださるお子さま、保護者のみなさま
いつも楽しく通ってきてくださり、ありがとうございます。
夏休みはさまざまなご経験をされてきたことでしょう。
エネルギーいっぱいのみなさんを再び教室に迎えて、
一緒に英語を学ぶことができることを楽しみにしています。
さて、ことばっておもしろいですよね。
日本語もネパール語もスペイン語も、エスペラント語も、そして英語も!
日本でも街角でたくさんの言語を聞くことがあります。
「こんにちは~」「ナマステ~」「オラ~」「サルートン」、
あいさつをかわすだけでも仲良くなれますね。
みなさんにも、ことばっておもしろい、人間っておもしろい、という経験をたくさんしていただけたらと思います。
伝説の国語教師と呼ばれる大村はま先生は、一人ひとりの生徒を「一人前の言語生活者」に育てようとしていた、と大村はま先生の教え子の苅谷夏子さんは言います。
「ことばを、心から、腹の底から使う。ことばを契機に深く、確かに世界と向き合い、理解しようとする。
ことばで人とつながり、説得したり、慰めたりする」こういった力をつけようとしていた、と苅谷さんは言います。(「新英語教育」2024年6月号)
英語も言葉の一つ、人間と向き合い、泣いたり、笑ったりしながら身につけていくものなのではないかと思います。
母語を大切に、感情をこめて味わい、ことばの力の基礎を育み、その土台を英語など外国語の習得に役立てることができればいいですね。
2学期も、それぞれのお子さんのペースで楽しくことばを学んでいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
文京学院大学 子ども英語教育センター(CLEC)長 柏村みね子