第3回「新・文明の旅」現地リポート

第3回「新・文明の旅」現地リポート

20180320 市内観光 ~午前~

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 3月20日午前、晴れ。 暑い日差しの中、午前中はウズベキスタン世界言語大学の学生と、市内観光をしました。午前中は、ホテルから歩いてアミールティムール広場、ナヴォイ劇場、ウズベキスタンにある平山郁夫美術館に行きました。

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 アミールティムール広場には、アミールティムールの銅像がありました。ソ連時代はレーニンの銅像だったそうです。広場は、とても綺麗なヨーロッパ風の街並みでした。今は、ナウルーズ(お正月シーズン)ということもあり、街はすごく静かでした。

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 少し歩くと、ナヴォイ劇場に着きました。ナヴォイ劇場は、第二次世界大戦中に、日本人の数百名が強制移送され、建設に貢献したそうです。世界大戦中に建てられたとは思えないほどの素晴らしい劇場で、様々な国から劇団が来て、公演をするそうです。現地の学生の中に、日本の能を見たことがあると言う人がいました。日本人が建設した建物がウズベキスタンにあり、ウズベキスタンで有名になっていると言うことに嬉しく思いました。

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 ナヴォイ劇場を後にし、バスに乗り、平山郁夫文化キャラバンサライに向かいました。私たちが調べた平山郁夫に関する美術館です。美術館に行く途中で、ナウルーズの期間に食べるスマラクを作っている人たちに会い、実際に、大きな鍋に入ったスマラクをかき混ぜるのを少し体験させてもらいました。スマラクは、ウズベキスタンの伝統的な料理の一つで、麦と油と水を大きな鍋に入れて煮込み、朝から夜まで近隣の人達と作るそうです。願い事をしながら混ぜると願いが叶うと伝えられていて、私たちも少しだけ体験しました。

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 平山郁夫文化キャラバンサライは、ウズベキスタンのアーティストが描いた絵や、昔使われていたお皿など発掘品が展示されていて、現地の学生に一つ一つ意味を教えてもらいました。

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 その後、みんなで新彊ウイグル地方の伝統料理のお店に行き、お昼ご飯です。中でもラグメン(炒め煮した具をかけた手打ち麺)が一番美味しかったです。

外国語学部 伊藤梢