ビジネス×コンテンツ=未来
をプロデュースせよ Vol.2

経営学部で「プロデュース」を学ぶことは可能か?──アニメーション、映画、音楽など多様なコンテンツ業界で活躍するゲストを招き、制作現場のリアルとビジネスの論理を交差させる鼎談を開催。コンテンツ制作の裏側にある意思決定、資金調達、ブランド戦略、ファンとの関係構築などを経営学的に読み解き、創造とマネジメントの接点を探ります。エンタテインメントやコンテンツのみならず、企画や開発に興味のある全ての方必見!
主催:文京学院大学経営学部


2025年10月18日イベント情報
映画×経営学:スクリーンの裏側に潜むヒットの数式
映画はどうやってヒットするのか?映画は物語や映像の力、そして映画ならではの事業戦略や資金計画といった、さまざまな経営的判断が関わっています。本イベントでは、脚本家と映画プロデューサー、コンテンツ学者と経営学者が登壇し、映画ビジネスの舞台裏を紐解きます。作品を生み出し、届け、ファンとつながるまでの過程を、創造とマネジメントの視点から語り合います。
お申し込みはこちら登壇者
- まなべ ゆきこ氏(脚本家)
- 武井 哲氏(有限会社PADMA 取締役・プロデューサー)
- 公野 勉教授(文京学院大学経営学部教授)
- 藤田 邦彦教授(文京学院大学経営学部長・教授)
- 司会:吉田 尚記氏(ニッポン放送 アナウンサー)
会場
文京学院大学本郷キャンパスS館
5階コンソナホール
スケジュール
開場時間
11:00~
11:15~12:15
当日は第61回文京祭(本郷キャンパス)を実施していますが、
本トークイベントのみの参加も大歓迎です。
登壇者プロフィール

まなべ ゆきこMANABE YUKIKO
2004年、映画『おと・な・り』(09)の原案である「A/PART」が函館港イルミナシオン 映画祭シナリオ大賞長編部門で佳作受賞。2009年には小説『おと・な・り~萌芽の ころ~』で映画のストーリーの1年前から始まりまでをひと月ごとに描き、小説にも進出。2013年映画『ジンクス』でも、原作・脚本を担当し、小説も執筆している。
その他 手掛けた作品には、『近キョリ恋愛』(14)、『オオカミ少女と黒王子』(16)、『劇場版 奥様は、取り扱い注意』 (21)、『サイレントラブ』(24)、『逆火』(25)、『富士山と、コーヒーと、しあわせの数式』(2025)などがある。

武井 哲TAKEI SATORU
有限会社PADMA 代表取締役
大学卒業後、株式会社日本映画新社、株式会社東北新社を経て現在有限会社PADMAのエンターテインメント事業を立ち上げ映画、ドラマのプロデュースを行なっている。
また近年では日韓合作映画「SEE HEAR LOVE」(2023)イ・ジェハン監督(山下智久、新木優子、夏木マリ他)を契機として海外との共同企画開発作品にも注力している。
主なプロデューサー作品歴として
中西健二監督「富士山と、コーヒーと、しあわせの数式」(2025)
松本准平監督『パーフェクト・レボリューション』(2017)
押井守監督『THE NEXT GENERATION パトレイバー』(2016)
英勉監督『貞子3D』(2012)『貞子3D2』(2013)
NHKBSプレミアム『花へんろ特別編春子の人形』(2018)ATP賞優秀作品賞受賞
ほか受賞作品等多数

公野 勉KUNO TSUTOMU
1991年日本大学大学院政治学研究科修了。在学時に日本テレビ放送網の石橋冠監督に師事。修了と同時に円谷プロダクション入社、特撮技術を高野宏一・佐川和夫監督より学ぶ。同年、円谷映像へ移籍してプロデューサー。1995年、東北新社へ移籍。97年、青山真治監督『冷たい血』、99年、『鮫肌男と桃尻女』等を製作した後にギャガ・コミュニケーションズに入社、03年『バトル・ロワイアルII』等を製作。02年、日活へ転籍後に製作・配給担当取締役。04年『レディ・ジョーカー』、07年『ユメ十夜』等を製作。04年日本大学法学部新聞学科講師、05年東京大学大学院情報学環特任准教授、10年より文京学院大学経営学部教授(現任)。18年『維新烈風 天狗判官』、19年『蒼穹』、22年『HARD BLUE 蒼穹』等を監督。

藤田 邦彦FUJITA KUNIHIKO
文京学院大学経営学部長、教授。北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科情報処理学専攻博士後期課程修了。博士(情報科学)。日本電信電話株式会社コミュニケーション科学基礎研究所に勤務の後、文京学院大学経営学部入職。専門分野は、数理的技法による情報セキュリティ、クラシカルな人工知能、データ分析に基づく学修機序の解明等。情報処理学会、人工知能学会各会員。文京学院大学経営学部長は2022年から務める。

吉田 尚記YOSHIDA HISANORI
1975年、東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。ニッポン放送アナウンサー。
2012年第49回「ギャラクシー賞DJパーソナリティ賞」受賞。
ラジオのレギュラー番組のほか、テレビ番組やイベントでの司会進行などで年間200本ほど出演。
特に、マンガ、アニメ、アイドル、デジタル関係に精通し、「マンガ大賞」発起人でもある。
2019年には、いち早くVtuberとしての活動をスタート。
バーチャルアナウンサー「一翔剣(いっしょう・けん)」としてVRイベントの司会を多く務めるだけではなく、VRのビジネスとしての側面についての知見も持ち、「ラジオ局のアナウンサー」という肩書を越境した活動を続けている。東京大学大学院在学中。
7月12日イベント情報
ビジネス×コンテンツ=未来をプロデュースせよVol.1 :
アニメ×経営学:ヒットの構造と仕掛けを解き明かす
メディア掲載

- 7/16 Gamebiz「ビジネスとしてのアニメを経営学はどう捉えるのか ヒット作を生む資金調達とプロデュースの舞台裏 文京学院大学トークイベントをレポート」
https://gamebiz.jp/news/409103 - 7/28 ガジェット通信「良いアニメの制作はどう始まるのか -エンタテインメントビジネスの特徴である「損得勘定を超えた経営判断」の重要性と必要性-」
https://getnews.jp/archives/3637684/gate - 8/8 Branc(ブラン)「【イベントレポ】「アニメ×経営学:ヒットの構造と仕掛けを解き明かす」配信によってアニメの予算は「引き算」から「足し算」になった」
https://branc.jp/article/2025/08/08/1818.html