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映画の原案『信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語』について

■原案『信用はデパートで売っていない 教え子と共に歩んだ女性の物語』について             

 2024年、学校法人文京学院は創立100周年を迎えました。創立100周年を記念して、創立者島田依史子の自叙伝『信用はデパートで売っていない 教え子とともに歩んだ女性の物語』を講談社エディトリアルより発刊し、全国書店・オンラインで販売しています。本書は、1923年の関東大震災の惨劇を目の当たりにし、翌年わずか22歳で文京学院の前身となる「島田裁縫伝習所」を創立し、女子教育の推進、発展に奔走した、島田依史子の人生を描いています。

戦前戦後を通じて、知識や経済力がないがゆえに、多くの苦労と不幸を負っていた女性たちの味方になろうと、その時代には理解が得難いような、女子実業教育としての商業教育、専門学校としての臨床検査、短期大学での英語教育へ果敢に挑んできました。本書では、独力で女子教育の場を切り拓いた、希代の女性教育者・島田依史子の意志と覚悟を、本人の言葉で綴っています。

現在では、文京学院大学文京幼稚園・文京学院大学ふじみ野幼稚園・文京学院大学女子中学校 高等学校・文京学院大学・文京学院大学院と、幼稚園から大学までと学ぶ場を広げ、多くの学生を輩出しています。文京学院の礎ともなる物語を是非ご覧ください。

 

購入 :全国書店・AMAZON楽天Book等で購入できます

書名 :信用はデパートで売っていない ‐教え子とともに歩んだ女性の物語‐

著者 :島田依史子

定価 :1,600(税別)

発売日:2024年3月11()

頁数 :256ページ

版元 :講談社エディトリアル
コード:ISBN978-4-8677-134-2

<著者:島田依史子(しまだ・いしこ)

明治35(1902)年2月16日、東京市本郷区に生まれる。東洋家政女学校を経て、共立女子職業学校を卒業。18歳で、狭き門の文部省中等教員検定試験に合格。結婚、出産を経験。大正13(1924)年、22歳のとき、東京の駒込追分町に島田裁縫伝習所(後に本郷女学院と改称)を開く。第二次大戦後の昭和22(1947)年、文京学園理事長に就任。同39年、文京女子短期大学学長を兼任。同47年には、勲四等宝冠章を受章する。昭和58823日、81歳で死去。

 

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