文京学院大学 人間学部履修要項2023
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力を育てる。 2.グローバル化に対応するための異文化理解、様々な人と共生するための個人差の理解など多様性に対する深い理解力を育てる。 3.卒業後も学び続けるための意欲や探究心を育てる。育成をめざす保育者・教師像本学の建学の精神を理解し校訓を実現し、未来を担う幼児・児童の最善の利益を図るための教育・保育専門職として以下の知識・理解・実践力を身に付けた教師の育成を目指す。 1.幅広い教養と専門分野における知識・技能を身に付けている教師。 2.問題を発見し解決に向かって情報収集・思考・判断・表現することができる教師。 3.個人差、異文化の違いなどを含む多様な他者とかかわり、共生することができる教師。 4.自らの目標や課題、実践を省察し、新たな目標に向かって主体的に学び続けることができる教師。 2.体系的に整備された順次教育型カリキュラムにおいて、1、2年次から保育・教育現場にふれ、理論と実践を往復して学修することにより、専門性の育成をはかる。 3.併設幼稚園、保育実践研究センターなどの学内施設、学校インターンシップなど、身近な保育・教育現場に実践的かつ主体的に参加し他者と協働的な問題解決を体験する。1年から4年まで実習科目を配置し、現場と大学を往復しながら理論と実践を結びつける。心理系科目により乳幼児・児童に対する理解を深めるとともに「音楽」「図工」「体育」「表現」に関連する科目、教育・保育方法に関連する科目を各学年に配置し表現力を培い、より高い実践力を身に付ける。保育者・教員養成の目的、目標等について76本学の保育者・教員養成の目的 「自立と共生」という建学の精神に立脚し、人間の生涯発達の全体にわたる人間理解を基礎に共生社会の実現に貢献しうる人材の育成を目指す。具体的には、(1)乳幼児・児童・生徒の発達に寄り添う実践力のある教員、(2)グローバル社会、コミュニティとの関係を深く理解した視野の広い教員、(3)児童・生徒の心理に対する深い洞察力をもった教員の養成を目指す。人間学部児童発達学科保育者・教員養成の目標 1.乳幼児・児童について多面的な知識、理解を深めるとともに教育・保育現場で即戦力となれる実践目標を達成するための計画 1.大学特別科目として「人間共生論」「地球環境論」など全学生が学ぶべき共通科目を配する。大学への適応や将来設計の基礎として、初年次から「基礎演習」「実習基礎演習」、キャリア教育等を行い、教員に必要な基礎技能を育成する。

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