第一弾「新・文明の旅」現地リポート

第一弾「新・文明の旅」現地リポート

学生報告④

2012年3月3日(新・文明の旅プログラム4日目)

 

今日はアンカラ大学生との最後の交流の日でした。私にとってこの日はかけがえのない日になりました。今まで準備することに頑張ってきた成果を発揮できたからです。

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まず始めに、日暮君と近藤さんが東北の被災地にいるメンバーとのskypeでの交流をする前に、自分自身の震災した時の体験談を話しました。私は少しでもアンカラ大学の皆に理解してもらえるように、真面目に、かつ面白さを取り入れた話をしました。皆さんが真剣な表情で、笑顔で、私たちのプレゼンテーションを聞いてくださいました。私のプレゼンテーションには、良い面もあったのですが、専門用語や、難しい言葉の言い回しがありました。そんな時、まわりにいた仲間が、隣に座っているアンカラ大の学生に、わからないとことを教えてくれたので、私は、私の理解を深めてもらえうるので、助かりました。

 

 

 

 

 

次に、文京学院生がそれぞれプレゼンテーションを行いました。日暮君・近藤さん・横須賀さん・福羽さんの4人です。

聴衆に少しでも皆が分かるようにと、日暮君は英語で説明することを取り入れていました。

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私のプレゼンテーションは、「良かったよ」と、お言葉をいただきました。本当の気持ちは、実は不安な気持ちでマイクを握りました。私のテーマは個人的で、専門的なものなので、興味をもたない人の前では、どうすればその人たちが理解できるのだろうかと、不安な気持ちでいっぱいでした。頭が真っ白になり、周りの人たちがどういう反応をしていたのかわからなかったです。アンカラ大の学生は、一つ一つ、私の話に対して頷いて聞いてくださいました。そのことによって、だんだん不安を感じる気持ちよりも、それが楽しもうという気持ちに変わってきました。そして、私のプレゼンテーションをなんとか終えることができました。この発表で感じたことは、どんな時でも、相手に対して興味をもってもらうように努力すること、一つ一つ話す度に、聞いている人、その周りの人たちの反応を確認すること。そして、仲間たちで助け合うこと。そのような事が、自分自身がプレゼンをしてみて、改めて、それを考え直す機会となりました。

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最後に、2人のアンカラ大学生がプレゼンをしてくれました。テーマはトルコ料理とトルコ、アンカラ大生の学生生活でした。私が思ったことは、発表の仕方が上手で、相手の表情を見て判断し、それを母国語でない、日本語で説明していることでした。また、これを聞いている側も、ただ聞いているのではありませんでした。これは、相手の発表を積極的に、その相手を知ろうという態度で聞かねばいけないという姿が感じられました。きっとこれは、無意識で行っていたのではないかと思います。それだけ、その発表に引き込まれる内容でした。改めて、アンカラ大生の有能さ、優秀さに気が付きました。

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報告者:近藤 ゆり (外国語学部英語コミュニケーション学科)