「新・文明の旅」プログラム 視察リポート

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カク ステ(How are you?) 野口レポート その5

 3月3日は、日本ではひな祭り、ここブルガリアでは独立記念日の祝日でした。

 この日はソフィアからヴェリコタルノヴォへの移動日となりました。お知らせしたようにこちらは雪が降っていて、日本で言うと真冬の様相です。道路状況が心配でしたが、予定通り、専用車のバンで出発しました。

 

 

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  途中、専用車の中では、ガイドであり、ソフィア大学の日本語学科講師エリーさんによるブルガリアの地理・歴史の授業が始まりました。(ビデオ収録してあります)

 

 タルノボへの道は高速を使用しましたが、途中からはドナウ平原をヴァルカン山脈に沿って移動しました。今見渡すかぎり雪原ですが、ここでは農業が盛んで、小麦・野菜などが作られているそうです。途中ドライブイン兼ガソリンスタンドで、途中休憩しましたが、日本で言うとスキー場が近づいてきた場所のコンビニという雰囲気でした。雪が舞っていて、運転手さんが時々路肩に車を止めて、ワイパーについた雪を取り除きながら進みました。

 運良く、タルノヴォについた時は、雪が小康状態でした。

 

 

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 その間に街中を見学することができました。以前に「地球の歩き方」のトップページを飾ったこともある、絵になる街でした。歴史的には首都が置かれることもあり、日本では京都のような街という説明がありました。ただし、人口は15万ほどなので決して大きな街ではありません。しかし、人口800万の国ですから小さな街でもありません。また、琴欧洲関の出身地でもあり、彼の立派な別荘があるようです。

 食事の後、街を散策すると休日のため、たくさんの人が街中に繰り出していました。

 

 さらに運がいいことに、ツァレヴェッツの丘で、ブルガリアを代表する演出家による、光と音による野外映像ショーを無料で見ることができました。雪の中、たくさんの人がこの演出を楽しんでいました。(この感想については英語版をお読みください)

 

  明日はヴェリコ・タルノヴォ大学マリノヴァ先生とお会いして、学生間交流の話をします。では。