文京学院大学 人間学部履修要項2021
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文京学院大学 人間学部まちラボプロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ履修規程(趣 旨)第1条本規程は学則第15条第3項第1号別表および人間学部履修規程に基づき、演習科目である「まちラボプロジェクト演習Ⅰ・Ⅱ」(以下、まちラボ演習Ⅰ・Ⅱ)を実施するにあたり、その履修方法について定めるものである。(目 的)第2条コミュニケーション社会学科は、理論と実践の両面から共生社会に貢献できる高度専門職業人を育成・輩出することを学科の基本理念としており、その一環として、まちラボ演習Ⅰ・Ⅱを行うもので、具体的には、社会問題解決へ向けての地域再生の要となるプランナーやコーディネーターの能力を有する人材の育成を目的としている。(演習先の選定)第3条まちラボ演習Ⅰ・Ⅱの進め方を大別すると、学生が新規から企画を立ち上げる「開拓型(あるいは、開拓型プロジェクト)」、当学科の「共生社会フィールドスタディーズⅠ・Ⅱ」(以下、FS)における演習先などと連携した「継続型(あるいは、継続型プロジェクト)」、企業やNPO等から委託を受けた「委託型(あるいは、委託型プロジェクト)」の3タイプがある。1.開拓型:学生が新規から企画を立ち上げるプロジェクト2.継続型:FS演習先と連携し、学生が主体となり企画・運営に当たるプロジェクト3.委託型:企業やNPO等からの委託型プロジェクト(演習先の選定基準と配属)第4条「開拓型」、「継続型」、「委託型」は、学生が連携先と打合せ後、「まちラボプロジェクト演習申請書」を提出し、そのプロジェクトの社会的有用性及び安全性、そしてプロジェクトの必要性を考慮したうえで、学内審査をした後に実施を決定する。(演習の要件)第5条本授業は、「プロジェクトマネジメント演習」と「プロジェクトデザイン演習」をつなぐ内容と位置づけにあるため、「プロジェクトマネジメント演習」及び「プロジェクトデザイン演習」、またそれらと隣接する「対人コミュニケーション演習」や「ファシリテーター演習」を履修していることが望ましい。(演習期間)第6条まちラボ演習Ⅰ・Ⅱは、1年間を通じ、連続性をもって実施される。まちラボ演習Ⅰは企画立案の具体化のための準備段階として位置づけられているため、授業時間外に数回演習先に訪問して演習が展開される。まちラボ演習Ⅱは企画に沿った実践段階として位置づけられているため、後期の授業時間外や土日、夏休みなども活用して実施される。その演習先での演習は、最低40時間以上の展開を含むものとする。 2演習先の事情により、演習期間が短縮された場合は、演習先との協議の上、残りの演習期間を補充し、実施しなければならない。 3演習期間における演習は、原則として連続・集中して実施するものとするが、やむを得ない場合は、期間を分散して実施することができるものとする。 4演習期間中において、下記の事由が発生し、演習が途中で中断した場合でも、演習先での演習期間の3分の2以上が経過している場合は当該演習を終了したものとする。(1)学生本人が病気・疾病等で演習継続が困難な場合(2)その他、学科で演習継続が困難と判断できる事由が発生した場合 なお、演習先での演習期間の3分の2以上が経過していない場合は、改めて演習を受けなければならないものとする。(演習の報告)第7条演習を終了した学生は、担当教員から指導を受けるとともに、報告書を担当教員に提出しなければならない。 2まちラボ演習Ⅰにおいては、中間報告の内容を中間報告会で報告し、それを「まちラボ演習中間報告書」として提出する。まちラボ演習Ⅱにおいては、これまでの一連の内容を最終報告会で報告し、それを「ま204

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