履 修 要 項児童発達学科児童発達学科で取得可能な任用資格１．任用資格 任用資格とは、都道府県市町村の行政職や福祉職などの公務員試験に合格して福祉事務所や児童相談所におけるケースワーカーとして採用される際の受験資格となる場合もありますし、また社会福祉施設や病院などに採用された際に初めて活きてくる資格で、この資格を保持しているからといって、福祉事務所や児童相談所に採用されるわけではありません。それら機関・施設職員の中から一定の専門的知識・技術をもつ人がケースワーカー等に任命されます。【本学人間学部 児童発達学科を卒業することにより取得できる任用資格】①児童指導員 ②社会福祉主事 ※ ①については卒業することにより資格を保持するということであり、証明書等の発行はありません。あえていえば、教育学士の学位（卒業証書）がそれにあたります。 ① 児童指導員 養護施設には、児童指導員を置かなければならないとされています。 児童指導員とは、児童福祉施設に勤務し、子どもたちが豊かな人間に成長するよう、生活指導や学習指導、生活上のアドバイス等を行う専門職員のことです。児童相談所や子どもの通学する学校との連絡、子どもをめぐる親との連絡・面接など、子どもの養育と社会関係の調整にも当たります。 資格は、①大学の学部で、心理学、教育学又は社会学を修め、学士と称することを得る者などとなっています。 ※ 本学は、児童発達学科を卒業することにより任用資格を取得できることになります。 ② 社会福祉主事任用資格 この資格は本来、福祉事務所の現業員として任用される者に要求される資格（任用資格）ですが、社会福祉施設職員等の資格にも準用されます。 また、社会福祉の基礎的な学習をしたことの目処ともされていることから、資格をもっていることを条件としたり、希望する求人も多くなっています。 また、児童福祉司、身体障害者福祉司、知的障害者福祉司等は、社会福祉主事として２年以上福祉事業に従事したことなどが、その任用資格の一つになっています。 〈本学対応科目〉（３科目以上履修することが必要です。なお、国や本学における制度変更により変わる場合があります。） 「心理学概論Ⅰ」＋「心理学概論Ⅱ」各２単位 「社会福祉」 「教育原理」 P.139の表の中から他学科履修をすることもできますが、履修制限・履修者数制限をしている場合は履修できないこともあります。 ※注１ 児童発達学科開講科目を他学科履修することはできません。99
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